東京在住者が最も利用する頻度の高い空港と言える羽田空港。国際線利用時は成田空港も使うことが多いかと思いますが、羽田空港国際線を利用される方も多い方と思います。JAL便の国際線ビジネスクラスを利用する際は、基本的に桜ラウンジに案内されます。今回は羽田空港国際線にあるJAL桜ラウンジを紹介します。
目次
JALサクララウンジ@羽田空港国際線ターミナル
ラウンジ場所:羽田空港国際線ターミナル(セキュリティエリア内)
入場資格:JMBサファイア・プレミア・ダイアモンド会員、ワンワールドサファイア・エメラルド会員
備考:シャワールームあり
2017年8月訪問
これから東南アジアを2週間ほど旅してきます。ただ、日本を離れても海外で仕事をしなければいけない状況となっており、結局仕事場が日本から海外に移ったというオチとなっています。まぁ、そんなことはさておき、旅のスタートはいつもテンションが上がって気分がいいですね。今現在、旅の出発地である羽田空港に来ているところです。
出発はJALのシンガポール便利用しました。深夜便ということもあり、特典航空券も取りやすかったのが印象的です。今回も、ビジネスクラスを予約していたということもあって、出発前はサクララウンジへ立ち寄ることにしました。
深夜便なので、シャワールームも利用できればいいなという淡い願いを抱きながら、ラウンジへ入ります。
(珍しく)静寂に包まれたラウンジ入口
中央の手荷物検査場を抜けて左側へ進みます。羽田空港国際線ターミナルはコンパクトなだけあって、すぐにラウンジの入り口看板が見えてきました。エスカレーターを上った先にサクララウンジはあります。ビジネスクラスの搭乗券を受付で見せて、ラウンジの中へ入りました。
この日は人の少ないサクララウンジ
ラウンジ内に入ると予想以上に空席が多かったです。これは驚きですね。JALのホームである羽田空港ということもあって、ラウンジ内の座席数はかなり多めに用意されていますが、この日は空席がほとんど。パーティションで別れた区画を進むとダイニングエリアが見えてきます。
廊下通路には、電話利用者向けのボックスルームが3~4部屋用意されています。ちゃんとドア付きで便利な装いです。
雑誌コーナー・時刻表情報も見やすい位置にあり。こちらのメインダイニング的な場所はかなり広いですね。今はガラガラで座席利用率も30%程度でしょうか。
とりあえず、この後は深夜便利用ということで、シャワールームへ行ってみます。
シャワールームはまさかの0人待ち
普段サクララウンジのシャワールームは20~30人待っていることはザラと言えます。特に夏のシーズンは特に。まぁ、ちょっと出発時間をずらせば、せいぜい10人待ち程度だとは思いますが。
今回は、土曜の夜という日程の良さもあったのでしょう。シャワールームは待ち人数0人で、速攻で入ることができました。普段は、出張前のサラリーマンや週末旅行客でかなり待っていますが、土曜日というのがかなり効いているのではないでしょうか。きっと笑。
中は3畳ぐらいのスペースとなっており、タオル、バスタオル、備え付けのシャンプー、コンディショナー、ボディソープが用意されています。特別感のあるバスアメニティがあるわけではありませんが、シャワーの水圧も強く、海外のシャワールームと比べても、かなり快適なシャワールームの一つと言えるでしょう。
壁には上質な素材のハンガーが1本。なぜか触り心地がやたらいいハンガーだったのが印象的でした。ガラス扉が付いた個室シャワーブースとなっています。こちらのドアはちゃんと隙間なく扉が閉まるので、シャワー中の水漏れも心配いらず。
バスアメニティは備え付けなのが、ちょっとだけ残念なところ。でも、まぁこんなのは許容範囲内でしょうか。一般的な空港ラウンジ(ビジネスクラス)としては、シャワールームのスペースといい、非常に快適なのは間違いありません。
やっぱりJALカレーを食べなきゃ始まらない
シャワーを待ち時間ゼロで浴びた後は、夕食にします。和食、夕食はもちろんサラダバー、フルーツポンチなどもありました。
冷蔵庫内にはジュース類や炭酸水などソフトドリンクが揃っています。冷製コーンスープもありましたが、ちょっと人気は低め。
こちらには山盛りとなったパン、クロワッサンが置いてありました。別途ソフトドリンクサーバーもこっちにはありますね。
こちらはビールサーバー。アサヒのスーパードライとキリンの一番搾りの2種類が用意されています。ボタンひとつでグラスに7:3の割合で泡を出してくれる何とも便利なサーバーです。我が家にも欲しいぐらい。
お酒の銘柄はLORIMER。お安いお手頃価格で、非常にお財布に優しいシャンパンです。ということで、普段飲めないワインやシャンパンを楽しみたい人は、機内で楽しみましょう。
価格:1,971円 |
こちらには日本酒も冷やされていました。やはり値段は庶民的な価格です。空港ラウンジで高級酒が出てくるのは、やはり機内かファーストクラスラウンジだけということでしょうね。
JALサクララウンジに来たら、必ず食べたいのがJALカレーです。いやまぁ、ただのカレーと言えば、カレーになってしまうのですが、明らかにカレー界の中では安定した美味しさを誇っているレベルだと思います。塊の大きいお肉がゴロゴロしており、味の濃厚さといい、毎回海外旅行へ行く前は食べたくなってしまいます。
これ以外にも、焼き鳥丼やサラダバー、その他中華系の惣菜や各種パンが並んでおり、こちらのラウンジだけで十分お腹を満たすこともできるでしょう。今回はこちらでお腹を満たしたのち、搭乗ゲートへ向かいました。
[JL35]日本航空ビジネスクラス 羽田~シンガポール 搭乗記
2019年3月訪問
JALビジネスクラスで出国する際に利用したのが、こちらのラウンジ。以前にも訪問していますが、結構中は広い造りになっているので、前回とはまた印象がだいぶ違いました。
土曜日午前だからか混雑なく快適な滞在
この日は土曜日だったのですが、比較的ラウンジ内は空いていて快適に搭乗時間まで過ごすことができました。といっても、そもそも空港自体に人が多くなかった、という影響もあるかと思います。
座席スペースは豊富でだいぶゆっくり過ごせます。もちろん混雑度合いで快適度は変化しますから、このへんは運が必要ですね。
ダイニングエリア
朝食と昼食の間くらいの時間帯であったため、若干中途半端でしたが、それでも色々とメニューはあった印象です。朝食メニューだったんでしょうかね、クロワッサンなども提供されていました。
明太子が贅沢に並んでいます・・・、ここは博多じゃなく羽田なのですが笑。個人的にはめっちゃ嬉しいラインナップです。ただ、欧米の方は明太子ってどうなんでしょう、好んで食べる人はきっと少数派かな、とも感じます。
サクララウンジのビールサーバーは健在なようです。このときもキリン一番搾りとアサヒスーパードライが提供されていました。赤ワインはdornierというものがありました。ネット上の市価はこのくらい。お店で飲んだら3,000円前後ぐらいでしょうか。
ドルニエ ココアヒル レッド 2015 赤ワイン 南アフリカ マスダ Dornier Cocoa Hill Red あす楽 即日出荷 価格:1,642円 |
ゆったりと飛行機を眺めて寛ぐ時間
特に急務な仕事もなかったため、このときはゆっくり飛行機を眺めながらラウンジで寛ぎました。空いているラウンジって本当優雅で快適ですね。改めてそう感じた滞在でした。
まとめ:混雑がなければ最高のラウンジ
今までサクララウンジなどの日系航空会社ラウンジには、
- 常に混雑している
- あまりの混雑さに残飯しか残っていない
- 日本人同士の騒ぎ声があまりにうるさい
- サラリーマンの大声で喋る非公開情報自慢
といった嫌なイメージしかありませんでしたが、時間帯や日程を選べば忙しさも少なく、非常に快適なラウンジになるようです。
なお、2017年訪問時にシャワールーム受付のおばちゃんとも立ち話させてもらいましたが、冬よりも夏場の方がシャワールーム利用者は多くなる傾向にあるようで、金曜日の夜や混雑がひどいときには、シャワールーム前の入り口に行列ができるほどなんだそうです。
さすがにそこまでして、シャワールームに固執する必要はないと思いますが、今回の”たまたま”の待ち時間には大変感謝しています。また、JAL便利用時には、サクララウンジにまた訪問したいですね。
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【羽田空港】出発前/到着後に有料シャワールームでサッパリ。