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ジョホール・バルからクアラルンプール/プトラジャヤへバスで移動してみた

本日はマレーシアの最南端都市であるジョホール・バルから、クアラルンプール近郊にある都市のプトラジャヤまで移動する日である。ジョホール・バルからは、プトラジャヤだけでなく、クアラルンプールやペナンにまで行くことができるので、目的地に合わせて交通手段を選択するのがよいだろう。今回はジョホール・バルからのバスでの移動について解説したい。

ジョホール・バルからプトラジャヤへ

移動手段のメインはバス

マレーシアは鉄道が発達しているのは本当極々一部の地域という印象がある。それら以外の地域は、もっぱらコーチバスでの移動が主流だ。実際に利用者側の視点に立つと、安価かつ利用しやすいマレーシアの高速バスは使い勝手が非常によい。

もし仮に鉄道でジョホール・バルから首都であるクアラルンプールへ行く場合、乗り換えの時間を含めて7時間以上かかることになる。一方で、バス移動であれば4.5時間程度で移動できるため、時間効率という観点からも高速バスは優れている、と言えよう。

バス乗車場所はラーキン・バスターミナルから

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ジョホール・バルからバスで移動する場合には、大概このラーキン・バスターミナル(Larkin Bus Terminal)へ向かうことになる。現地の人もラーキン(Larkin)の名前を出せば、この後バスで長距離移動することを、すぐに理解してもらえるだろう。私がUberを利用して、こちらのバスターミナルへ移動する際に、ドライバーに目的地を伝えると、すぐにその次の目的地を理解してもらえた。それくらい有名な場所だ。

クアラルンプールはマレーシアの都市。東南アジアというかアジアの中では、英語が公用語として使われている国の一つ。タクシーの運転手ももちろん使えるので、通常のタクシーでも何ら問題はないが、現金決済が面倒臭かったこともありUberを利用してみることにした。(なお、現在東南アジアでのUberはGrabに統合されていますので、利用するならGrabを使うと良いでしょう)クアラルンプールにおけるネット上のUberの評判インターネット上で出てくるクアラルンプールのUber事情のほとんどは乗車体験がほとんど。もちろんその…
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JBセントラルから徒歩で向かう場合には、やや面倒であるのだが、車であれば数分で付く距離にある場所に、このラーキン・バスターミナルは位置している。

”徒歩で向かう場合には、やや面倒”と書いたのは、マレーシアの大抵の道路は非常に足場が悪いためだ。大きな荷物を転がして移動するのは非常に苦労する上に、日中は非常に暑くなるため、無駄に体力を消耗してしまう。そのような観点から、個人的に徒歩はオススメできない。タクシー料金も安いため、サクッとタクシーを拾って移動しましょう。

プトラジャヤまでは32.1リンギット(約900円)

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チケットはオンラインでも購入できるのだが、バスチケットはバスターミナル内でももちろん購入が可能だ。バスターミナルの建物周辺には、白タク的な呼び込みの人が非常に多く、外はかなり気を付ける必要がある。ただ、チケット売り場付近のお兄さんは実はちゃんとバス会社を案内する人だったり。
(雰囲気は完全に白タクの人のため、私の場合、ずっと警戒しちゃいましたが)

クアラルンプール行きのバスを運行しているバス会社は多数ひしめき合っているので、都合のいい時間帯をネットで事前に調べておくとスムーズだ。手順としては以下のとおり。

  1. 事前に自分が乗りたいバスの運行会社と時間を調べておく
  2. バスターミナルのチケット売り場で運行会社のブースへ行く
    (多数あるため、見つけるのは大変かもしれませんが)
  3. 自分の乗車したいバスの時間帯と自分の名前を伝える
  4. 乗車人数、座席指定を行う
    (座席については、窓口で勝手に割り振られる場合もあり)
  5. バス代金を支払う
  6. バスの乗車券を受け取り、隣のバス停留所へ向かう

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プトラジャヤ行きのバスは、あまり本数がないため、選択の余地がなかったのだが、チケット売り場で事前に座席を予約する形で購入することができた。チケット価格は32.1MYR(約900円)。4時間を超える長距離移動でこのお値段は、相当に安い。

チケット購入後はバス乗り場へ行こう

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チケット購入後はバス乗り場へ移動しよう。チケット売り場で購入時にバスの発着番号を教えてもらえるが、チケットにも同様の記載がされている。

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看板付近に立っていれば、時間になると目的地が書かれたバスがやってくるので、すぐに見つけられるだろう。わからなければ積極的に係の人に声をかけて確認するのがベターだ。皆英語が堪能なので、へんてこなコミュニケーションになることはまずないのがマレーシアの安心できる良い点と言える。

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バスターミナル内には、パン屋やコンビニ的キオスクも多数あり、お腹を満たしてから乗車するパターンでもよいし、食べ物を買って乗り込むパターンでもいいだろう。

バスが来たら、いざ車内へ

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バスが来たら、さっそく車内へ乗り込もう。大きなトランクがある場合は、バス下のトランクルームに自分で入れることとなる。日本の高速バスのように手取り足取りやってくれる訳ではないので、その場の流れの中で対応していくのがアジア圏の主流だろう。

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バス車内は全席指定席になっている。あまり厳密な運用にはなっておらず、そもそも指定席になっていることに気づいていない人もいるため、座席はめちゃくちゃだったりすることもある。そのため、空席が多い場合には空いた席を利用することも可能だ。

今回乗車したバスの車内前側は2-2の座席、後側は1-1-1の座席配置となっていた。車内の空調はかなり強く、特に冷房が身体に堪えるので、長ズボンかつ上着着用をお勧めしたい。東南アジアじゃ常識かもしれないが笑。

なお、高速バスはシートベルトはない上に、かなりスピードを出す+路面が荒い箇所も多いので相当揺れる。車酔いしやすい人は酔い止めを飲んで後ろのほうの座席に座ったほうが懸命だ。

目的地に着くまでは1度休憩あり

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バスに乗ってしまえば、あとは目的地に着くのを待つだけ。目的地がプトラジャヤの場合は一度、休憩が挟まれた。日本でいう高速道路のパーキング的場所だが、トイレもなく、ちょっとした軽食を買えるだけの場所になっている程度。

バスは時間になったら、とっとと出発してしまい、点呼なんて一切しないので必ずバス運転手に出発時間を確認してからバスの外に出よう。置いてきぼりになったら、それこそ後が大変なことになる。。。

あとは目的地まで待つだけ

道中に休憩がある以外は目立って注意することはない。目的地に着いたら、皆一斉に降りだすので、荷物を取るのを忘れないようにしよう。

また、2か所以上が目的地となっている場合には、最終目的地でない場合がある。Google Map等の電波がつながっているのであれば、そちらを確認するのが確実だし、不安があるようであればちゃんと運転手に現在の停車位置を確認しよう。間違っていた場合には、次の降車ポイントである旨教えてくれるはずだ。

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そんなこんなで無事プトラジャヤのバスターミナルに到着。4時間もの長時間のバス移動はなかなか堪えるものがあったが、リクライニングを全開にして寝ていたため、多少は元気な状態で到着することができた。

ただ、あまりに冷房がキツかったため、完全に身体が冷え切ってしまい後々体調を崩す結果になったことも申し付けておきたい。

まとめ:とりあえず厚着でバスには乗ろう

マレーシアでは非常に便利なバスでの移動。現地に行った際には、積極的に有効活用するとよいだろう。皆さん英語が堪能なので、不安に思うことがあれば、なんでもコミュニケーションをしてみると丁寧に答えてくれる。

私は、バスの冷房で体調を崩してしまい、後々が辛かったがちゃんと準備をして乗り込めば多少は快適で、経済的な旅を過ごせるに違いない。飛行機も相当に安いマレーシアではあるが、バスも活用するとぐっとその行動範囲も広がるはず。ご参考まで。

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