クアラルンプールに1泊する際に使用したこちらのホテル。クアラルンプールの中心部に位置しており、2017年にオープンしたということで色々と期待が膨らむ滞在となりました(2017年前半に滞在)。今回は友人分の宿泊も合わせて予約をしています。さて、どういう滞在となったのでしょうか。
目次
ホテル・ストライプス・クアラルンプール オートグラフコレクション
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:エグゼクティブスタジオルーム、デラックスルーム
予約価格:約700MYR=約17,000JPY(2部屋分)
予約方法:マリオット公式経由
マリオット公式から予約
今回はマリオット公式から予約を行いました。公式サイトからの予約ということで、もちろんMr. Rebatesを利用。こちらのサイトを経由して予約すれば、ホテル公式ページだろうとホテルズドットコムやエクスペディアと宿泊代金の一定割合をキャッシュバックとして受け取ることができます。
日本語のサイトであれば、ちょびリッチを経由して予約するのも、簡単にキャッシュバックが得られるのでおすすめですね。なお、ちょびリッチについてもマリオット公式以外にHotels.com、Expedia、Booking.comなどの有名ホテル予約サイトのキャッシュバックが受けられる点は嬉しいですね。
市内中心部に位置するも周辺はやや入り組んでいる
クアラルンプール中心部にホテルは位置していますが、若干入り組んだ場所にあります。目印が少なく最寄りのー駅から歩こうにも川を横断する必要があるんですよね。若干わかりづらい・・・。
うまく地下通路等で抜けられる道があるのかもしれませんが、今回は歩いて時間を浪費するのも嫌だったので、UBER(現在は使用不可。Grabを使いましょう)で全て移動することにしました。
新しいホテルだけあって綺麗な外観
外観はできたてホヤホヤのホテルだけあって、非常に綺麗ですね。ホテル方向を向いて建物を眺めているぐらいならば、そう感じるのですが、周りは工事中なのか工事を途中ですっぽかしたような建物ばかりで、ホテルだけ浮いた外観・雰囲気が漂っています。
チェックイン
今回は私分の部屋と友人分の部屋の2部屋を予約していました。
部屋の種類は以下のとおりで、今回はマリオットゴールド会員として予約していたためか、自分の部屋は最高ランクのエグゼクティブスタジオルームがアサインされました。一緒に予約した友人の部屋も同フロアにしてもらえ、さらに1段階アップグレードしてくれる対応。嬉しいですね。
- デラックスルーム 30㎡ ←予約部屋
- エグゼクティブデラックスルーム 32㎡ ←友人宿泊部屋
- スタジオルーム 38㎡
- エグゼクティブスタジオルーム 45㎡ ←自分宿泊部屋
ちなみに、こちらのホテルにはスイートルームの記載がなく、あるのかどうかはちょっと不明でした。普段は公式からスイートルームは確認できないため、”スイートルームはない”との理解でいいんでしょうか。
エレベーターの回数を見ると、こちらのホテルは20階建。外から見た感じでは、あまり大きい印象ではありませんでしたが、一応ホテルとして縦の高さはある模様です。
友人も同フロアの部屋がアサインされました。自分は今回、エグゼクティブスタジオルームがアサインされたため、廊下突き当りの一番奥の部屋1215が滞在部屋となります。
エグゼクティブスタジオルーム
部屋のサイズ感が45㎡の規模なので、かなりゆとりあるデザインとなっています。すでにターンダウン済み。
明らかに2人利用を意識したターンダウンですが、宿泊者は私1人。
ベッドサイドのテーブルには、ボトルウォーターがグラス付きで置いてありました。グラス付きというのが、嬉しいですね。
ロングソファやテーブルもあり、一人でも快適ですがカップルなど二人でも居心地はきっといいんじゃないでしょうか。それぐらいのゆとりあるスペースはあります。
エグゼクティブデラックスルーム
こちらは友人宿泊部屋。部屋のサイズがだいぶコンパクトな作りとなっており、スタジオルームを見てから、こちらを見るとかなり窮屈に感じます。とは言っても日本のホテルに比べたら十分な広さ。公式ページ上では32㎡あるので、数値的にも十分でしょう。
部屋の構成や家具は基本的に同じ。友人曰く、
友人「いい部屋だけど、さっきの部屋と比べると狭いね」
いやー、なんか申し訳ない笑。と思いつつ、まぁアップグレードはホテルの裁量だから、と釈明しました。
ビジネスデスク
ここからはまた自分の部屋。
ホテルの部屋には珍しくComplimentaryのキャンデーがありました。ビジネスデスクはなかなかの広さ。椅子はキャスタータイプでなく、かつ、ひじ掛けもないのでちょっと仕事向きではないかなーと思います。
テレビリモコンに固定電話。機能性もまずまず。今回はデスクワークなしのため、そこまで気にならず。
ミニバー
テレビの真下にはコーヒーマシン。今回の宿泊では使用せず。
今回は新規ホテルのキャンペーンということもあり、ミニバー内のドリンクはフリーとなっていました。ですが結局、終日外出していたこともあって、こちらも一切手を付けず。
クローゼット
クローゼット内は紙スリッパとバスローブが用意されています。
ミニバー上の扉にはセーフティボックスと電気ケトル。
バスルーム
洗面台はバスルーム外にあるタイプ。基本バスルーム内にあるのですが、こちらの部屋はデザイン的にも機能的にもこっちの方がいいですね。
バスアメニティのブランドは未確認。というか、ノーブランドでしょうか。
バスルームはかなりゆとりある空間となっており、中は独立のシャワーブース、深めのバスタブ、トイレが設置されています。バスタブはピカピカで非常に嬉しいですね。夜はもちろんお湯をMAXまで貯めて、疲れを癒すことに。
レインフォレストタイプのシャワーもあり。
Mangosteenがブランド名なのですが、有名なものでしょうか?ちょっと検索ではすぐにヒットせず。
ラウンジでカクテルタイムを楽しめたらと思っていましたが、こちらのホテルのラウンジはPM7時まで、と限定運営。チェックインの段階で7時を過ぎていただけに、今回は諦めざるを得なく。
この後は、友人を連れてチャイナタウンへ。買い物する気はありませんが、単純に行って見たかったのと夕食がてらの散策をします。ブキビンタンのバーなども案内し、夜遅くにホテルへ戻り。
割と平常運転なペースで海外を案内したところ、海外慣れが浅い友人は結構初日から体力を消耗してしまった模様。
朝食は2階のレストランで
4~5時間の睡眠を終え、眠気を引きずりながらの起床。本日はモスク案内とショッピング案内、で午後はバンコクへフライトと予定盛り沢山であるため、早朝から動き出します。
こちらのホテル朝食はバイキング品目は抑えつつ、サラダやフルーツを冷蔵庫に保管してゲストが好きに取って行くスタイル。なかなかこれはこれで珍しいですね。
サーモンやスモークハム。
サンドイッチ、サラダ、チーズ各種。
エッグステーションもあり、オムレツをここでオーダー可能。
バケット内にはクロワッサンがたんまり。
割と標準的なホテル朝食かと思いますが、マリオット系列にしてはやや寂しいかもしれません。ただ一般的なホテルのレベルを考えると十分充実。
なお、こちらのホテルにはクラブラウンジがあるものの、朝食時は一般の朝食会場を利用する旨、案内されていました。
ルーフトップのインフィニティプール
さて、朝食を食べた後は、プールへ向かいます。前日はチェックインが遅かったこともあり、外出以後は予定が詰まっているため、朝っぱらからプールを楽しみます。こちらのホテルのプールは見事なインフィニティプール。
自分&友人「これは素晴らしい!」
午後以降などで混雑時にはプールのサイズ感的にやや窮屈に感じてしまうかもしれませんが、プールサイドでのんびりするだけでも魅力的なデザインですね。
インフィニティプールの前には、ベッドがずらりと整列しており、気持ちの良い日光浴が可能。また、おそらく午後~夕方はルーフトップバーとして運営しており、お酒を飲みながら楽しめるプールとなっているものと思料。
いやー本当、プールのデザインがオシャレ。素晴らしいですね。
クアラルンプールの日差しを浴びながら、食後の軽い運動をこなします。ざっと1時間ほどの水泳で身体はへとへと。朝食が逆流しない程度に上がることに。
実は、こちらのホテルはテニスコートも併設している模様。クアラルンプールの外気は相当暑いため、テニス1ゲームだけでも相当大変かもしれませんが、ダイエット的には非常に効果がありそうです。
チェックアウト時のオペレーションは・・・
さて、この後は市内を周った後、午後1時にホテルをチェックアウトする予定。1時のチェックアウト前ギリギリにホテルに到着し、エレベーターへ向かいます。エレベターでホテルのカードキーを当てると、
自分「あれ、反応しない」
友人「俺のではどうだろう・・・こっちも反応しない」
すでにカードキーはエレベーターにアクセスできなくなっていたようで、一度自分と友人は交換してもらうために、チェックインカウンターへ向かいました。”レイトチェックアウトの際のカードキー管理ってどうなってるんだろう”と疑問を感じましたが、そこは水に流して荷物を取りに部屋へ。
さて、荷物をすぐ手に取り、チェックアウトをしにカウンターへ再び向かいます。その際、やはり気になってしまったのが以下の点。
- 2人分が受付できる程度のスペースで4人のゲストを対応する
- スタッフ側の机が書類等で散乱している
- スタッフが常に前後左右を入り乱れて対応する
一時的な対応と思いたいですが、かなりオペレーションは乱れており、ちょっと心配な雰囲気が若干あったものの、トラブルなくチェックアウトは完了。タクシーを呼んでもらい、このまま空港へ向かいます。
まとめ:コスパ重視&ホテルもゆっくりしたい人ならぜひ
ハード面:★★★★☆:ルーフトップのインフィニティプールの絶景!
ソフト面:★★★☆☆:オペレーションは若干心配だが、トラブルはなし
コスト面:★★★★★:1泊8,000~9,000円の良コスパ
アクセス面:★★★☆☆:タクシー利用が無難
今回はオープンしたてのオートグラフコレクションブランドを利用しましたが、アップグレードの対応といい、プール設備のデザインといい満足度は非常に高い滞在となりました。いくつか、惜しい点を挙げるとすれば、
- 朝食は冷蔵庫からのピックアップ方式のため、若干作り置き感がある点
- せっかくの絶景プールも混雑時は居心地は悪そうな点
- ホテル位置が微妙で駅からのアクセスがし辛い点
あたりが気になったところ。ただし、これらがあったとしても値段以上の価値は十分にあるため、クアラルンプール滞在のホテル候補としては、お勧めの1件と言えます。ご参考まで。
バンコクマリオットホテルスクンビット 宿泊記 【バンコク】 JWマリオット・ホテル・バンコク 宿泊記 (2017)