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【東京】ヒルトン東京お台場 宿泊記 (2023/8)

2023年夏。この年も日本は本当に暑かったですね……とはいえ、2024年の方がもっと暑かったことを踏まえると恐ろしいなと思うところではありますが、このとき夏の催事用にこちらのホテルで1晩宿泊させていただきました。あまり土地柄利用することはないのですが、ファミリー向きの立地と大箱ホテルとしての居心地が混ざり合ったヒルトン東京お台場。使い勝手が良いかどうかはともかく、宿泊時の居心地はそれなりに良かった記憶です。今回は、こちらのホテル、ヒルトン東京お台場を紹介したいと思います。

ヒルトン東京お台場

ホテル名:ヒルトン東京お台場
ホテルランク:★★★★★
宿泊部屋:キングヒルトンゲストルーム
予約価格:約25,000円+34,000ポイント/泊(諸税込み・朝食なし)
予約方法:ヒルトン公式

予約はヒルトン公式より

ヒルトンの会員プログラムは色々とここ数年で変遷があったのですが、2024年現在はヒルトンアメックス(クレジットカード)を活用した上級会員へのアクセスなどがあり、チャレンジしやすいプログラムの一つかと思います。年会費約7万円のヒルトンアメックスプレミアムを保有することができれば、一定の条件(年間200万円以上のカード利用)付きでダイヤモンドステータスが付与されます。最高クラスのステータスということもあり、スイートルームへのアップグレード、エグゼクティブラウンジへのアクセス、朝食無料などの特典が付く点で非常に魅力的なカードとも言えます。

とはいえ、高々スイートルームへのアップグレードやラウンジアクセスも実際の利便性や利用頻度等を考えると、年会費の高さなどもあることから一言にお勧めとは言いづらい印象だったります。

私も昔はホテル会員の最高ステータスで色々と旅行を楽しんだ時期もあったのですが、やはりある程度特典の価値を実感したり、そこまで頻繁に外出しない生活スタイルであったりすると、敢えて会員プログラムにこだわることもなくなってしまいました。本当に必要なときはお金を払ってグレードの高い部屋に泊まるのが、最も堅実なスタイルに落ち着いています。

さて、いつも書かせていただいているのですが、ホテル公式サイトや旅行代理店サイトなどから予約をする際は、キャッシュバックサイトを経由して予約するのがおすすめです。日本だとハピタスなどのキャッシュバックサイトが有名ですね。Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトもキャッシュバックサイト内では対象となっており、キャッシュバック率が高い時期は8%バックにもなるときがありますので、他ホテルサイトを利用する際もぜひご活用ください。

ゆりかもめ台場駅至近

ホテルはゆりかもめ台場駅に隣接している好立地。駅の改札からホテルのエントランスまでは結構距離があるんですけどね笑。

付近はお台場アクアシティもあり、外食について全く困りません。お台場周辺でゆっくりという意味合いで、やはりファミリー向きなのだなと改めて感じる立地でした。

エントランス

ホテルのエントランスはちょっと昔のアジア圏ホテルをイメージさせる神殿型。非常に広いですね。海外旅行者も多く、かなりにぎやかなロビーとなっていました。

チェックインは対人カウンターで行うのですが、結構な長蛇の列ができていました。最近はチェックイン機でスムーズにチェックインできるホテル(特にビジネスホテルのランクでの話ですが)が増えていることもあり、かなりもっさりとした案内で若干疲れました。

そつのない対応でお部屋へ。

さて、ホテルの部屋構成ですが、ホテル公式ホームページによると以下の種類があるようです。

ホテル公式ですと一部広さの表記がない部屋がありましたので広さ不明と記載していますが、大体前後のランクのお部屋と同程度と考えて良さそうですね。都内のホテルの部屋の広さを考えると、どの部屋もかなり広めに設計されている印象です。

エレベーターに乗ってお部屋へ。内装は意外と経年感若干あるのかな?少し古いデザインの印象を一部で感じました。開業が1996年なので内装のリノベーションは何度もされていると思いますが、一部に昔のなごりが残っているのだと思います。

キングヒルトンゲストルーム

さて、お部屋の中へ。。

ドアを入って見える視界はこんな感じ。

ベッドの存在感を感じますが、窓際にソファもあり部屋の広さを感じます。

一人掛けソファが2つ。ミニテーブル。ソファは結構重厚感がありましたね。

キングサイズのベッドはやはり広々していていいですね。自宅ではなかなか味わえない解放感です。

ベッド横にはボトルウォーターがありました。こちらでは、瓶タイプのボトルウォーターを提供しているようです。持ち運びは少々厳しいですね。

デスクやテレビ周辺はこんな感じ。非常にきれいでしばらく宿泊したくなるくらい居心地は良かったです。

クローゼット内はこのとおり。バスローブではないですが、パジャマもありました。

ミニバーは空なのですが、コーヒーフレッシュを冷やしていました。そういうもんなんですかね。

バスルーム

バスルームもかなり広いスペースとなっており、ユニットバスなのですが十分すぎる快適さがありました。

夏場ということもあり、今回もシャワーのみの利用。昔は小分けのシャンプーボトルを提供するホテルも多かったのですが、SDGsを意識した環境への配慮で今はほとんどのホテルでボトルタイプのシャンプ―に切り替わっていますね。ここも例に漏れず。

こちらはトイレ。

アメニティ類は少なめですが、必要最低限ありましたね。最近は歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃りもすべて宿泊時は持ち歩くようにしているため、アメニティに頼ることはほぼなくなりましたが。

窓からの景色

この日は快晴。窓からはグランドニッコーがお出迎え。壮観です。

逆側を見ると広々とした景色。

まとめ:ファミリーでお台場観光がベスト?

総合評価:★★★★☆:ファミリーでお台場観光がベスト?
ハード面:★★★★☆:老朽化も限界点まで来ているのでは?
ソフト面:★★★☆☆:ホテルのソフトサービスってもう無いに等しいですね
コスト面:★★☆☆☆:最低グレードでも1泊5万前後
アクセス面:★★★★☆:駅至近はすごく便利

決して悪くないホテル。お台場至近なので地方から来た際にお台場観光も兼ねて宿泊という流れで利用するのであれば、悪くないなと。仕事利用と考えると、金額もそうですし敢えてここに泊まる理由は見えてこないですね。

いずれにせよ滞在そのものは快適だったのですが、かなりロビーは混雑していますし、結局アクアシティへ出かけることを考えると、ここ以外のホテルでもそこそこ快適な滞在はできるのかな?と邪推してしまう場面はありました。一つネックなのが、宿泊価格ですかね。都内のホテル宿泊価格がかなり高騰している関係もあり、あまり気軽に宿泊できる金額とは言えない状況なのが残念なところです。5万円であれば、もう少し地方のスイート宿泊できますから、お金の使い方という面では、あまり魅力的には映らなかったのが残念なところでした。以上、ご参考まで。

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