2019年の大みそかは福岡の博多に滞在していました。年末年始は休暇を取りやすい時期ということもあって、自宅以外で過ごす機会も多いのですが、今回は家族ではなく友人達と過ごすという、いつもとは違う年越しになりました。そのときに使用していたのがこちらのヒルトン福岡シーホーク。ヒルトン系列には、あまり宿泊してこなかったのですが、どのような滞在となったのでしょうか。
目次
ヒルトン福岡シーホーク
予約はヒルトンアプリ経由で
今回は年末年始の宿泊ということで、有償宿泊ではなく、ポイント宿泊でどこか滞在できないか、かなり前段階から調査していました。すると、都合のいいことに、大晦日の日はこちらのヒルトンがポイント宿泊できるようなので、1泊50,000ポイント=約25,000円相当で押さえることに。ただ、大晦日は運用が異なっており、ポイント宿泊であったとしても予約変更不可であることに後日気づきます・・・。
さて、本来有償で予約を行う際は大抵Mr. Rebatesなどのキャッシュバックサイトを経由させてから、予約することを心がけています。まぁ、これは単純に節約の一種なので、特に大した話ではありませんが。国内のポイントサイトだとハピタスなども利用しますね。Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトは高い時期で8%バックのときもあり、予約のタイミングとキャッシュバック率を調整しながら宿泊するホテルを調整したりします。
ペイペイドーム(旧ヤフオクドーム)前バス停から徒歩15分
こちらのホテルですが、ペイペイドーム(旧ヤフオクドーム)前バス停またはヒルトン福岡シーホークのホテルバス停のどちらかで向かうと便利かと思います。ホテルのバス停まで向かう路線は本数の関係もあり、タイミングよく乗るのは難しいかもしれませんが、ペイペイドーム前であれば比較的捕まえやすいでしょう。
ただ、ペイペイドーム前から徒歩でホテルへ向かうと、ざっくり15分程度かかります。もっと早いルートがもしかするとあるのかもしれませんが、ショッピングモールなどを抜けてまっすぐ歩いたとしても、なかなか着かない場所にあり、かなり移動に苦労する立地となっています。
ちなみに、電車ですと唐人町駅から向かうことができますが、唐人町から歩いてくると30分程度かかってもおかしくはありません。かなり大変なので、注意した方が良いでしょう。
まぁ、結局困ったらタクシーで移動してしまう、という案が一番手っ取り早いのですが、天神あたりから乗車すると2,000円前後はかかるため、注意が必要ですね。
ペイペイドーム前にそびえたつホテル
ペイペイドーム(旧ヤフオクドーム)の横にたたずむヒルトン福岡シーホーク。この日は唐人町駅から歩いてきたため、かなり疲れました。もうこの辺りまで歩いてきて20分ほど経過しています。
2019年12月時点ではまだヤフオクドームでした。2020年2月には、ペイペイドームに看板が変わっているようなので、また次来るときに確認したいと思います。
ヒルトン福岡シーホークの地上出口には、沢山のルートのバスが走っており、唐人町駅、天神駅前、博多駅前、福岡空港直通など、行き先に応じてバスを使い分けることが可能です。ただ、若干本数は少なめなので、移動の際は注意した方が良いでしょう。
エントランス
12月30日の午後の時間帯。そこまで混雑している様子はないのですが、客室の稼働率は極めて高かった模様です。ヒルトン会員カウンターでチェックインを行います。
ちなみに、年明けお正月のタイミングでは、フロントロビーにて鏡割りが行われており、お酒が振舞われていました。
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さすがに大晦日を跨ぐ宿泊ということもあって、アップグレードはなし。ヒルトンのゴールドメンバーと言えど致し方ありません。アップグレードオプションも申請していましたが、残念ながら通りませんでした。
ヒルトンツイン
部屋はこんな感じです。スタンダードルームとはいえ、部屋そのものは新しい印象を感じます。かなり快適な部類ですね。
逆側から見ると、こんな感じです。ビジネスデスクもあって、機能性もいい部屋だと思います。やはりIHG系列のクラウンプラザやマリオットのシェラトンなんかと比較すると、ヒルトンホテルはランク的に上であることを改めて感じますね。もちろんインターコンチネンタルあたりと比較すると、逆転してしまうかと思います。
ミニバー
冷蔵庫は空。いいですね。非常に機能的で便利です。
クローゼット
スリッパに室内パジャマ。部屋の設備も整っており、快適と言えます。
大浴場もあるけど部屋にもバスタブ
結構珍しいことに、こちらのホテルには大浴場があるんですよね。友人と訪問しましたが、人は少ないですし、非常に快適だったのを覚えています。部屋のバスタブもかなりサイズは大きく使い勝手は良かったです。
アメニティもちゃんと揃っていて助かりました。
窓からペイペイドームが良く見える
外を見てみると、ペイペイドームが丸見え。いい眺めです。
あまりうまく撮影できませんでしたが、夜景の方が素晴らしかったですね。世界三大などとは比較できませんが、部屋から望む景色としては格別だったと思います。
実はこんなウェルカムギフトも
チェックインして部屋に入った際には、特段何もウェルカムギフトなどはありませんでしたが、2日目に部屋へ帰ってみると、なんと和菓子と洋菓子のスイーツギフトがテーブルの上に置いてありました。
マカロンなんてレアなギフトにさらに和菓子セットとめちゃくちゃオリジナルなサービスで軽く感激。あまりこういうサービスしてくれるホテルって今まで本当少なかった印象なので、ぐっと印象が良くなりました。
朝食は非常に充実
朝食はエントランスのフロアにある吹き抜けのこちらの朝食レストランでいただきました。ヒルトンの会員は受付が別で分かれており、また食事スペースも独自に分けられていて、すごく機能的に運用がなされているようです。もちろん一般スペースの食事も取りに行けるので、非常に充実しています。
中でも個人的に良かったのが、明太子などのおにぎりを目の前で握ってくれるブースが良かったですね。寿司カウンターを彷彿させますが、おにぎりが提供されます笑。個人的に明太子が大好きなため、大サービスしてもらいました。
朝食はこんな感じ。結構このときも食べましたね。かなり正月で胃袋が大きくなった印象があります。これくらいのレベルの朝食を他のホテルでも提供してほしい、と思ってしまいますが・・・まぁ、あまり思いつきませんね。
まとめ:ホテルはすごく快適ですが・・・場所が不便
ハード面:★★★★★:大浴場もあり、非常に快適
ソフト面:★★★★★:朝食のクオリティはすばらしい
コスト面:★★★★☆:高いときは高いのでタイミング次第
アクセス面:★★☆☆☆:ヤフオク前のバス停から徒歩15分くらいかかる
本当に改めて思いますが、朝食のクオリティは素晴らしかったですね。以前、国内の都内インターコンチネンタルなどを利用したりしましたが、朝食のクオリティが非常に残念だったりしたので、ホテルランクが高ければ朝食が豪華・・・というわけではありません。純粋に朝食がお勧めできるホテルのひとつとして、今後も訪問したいと思います。(他におすすめできる国内ホテルだと、インターコンチネンタル大阪がありますが、最近は宿泊できていないですね)
ただ、このホテルの非常に残念な点は、立地条件が非常に悪いという点です。直通バスでなんとかカモフラージュしていますが、いかんせん本数が乏しく、他のルートであっても徒歩15分以上かかるということもあって、かなり今回の滞在では苦労させられました。結局、タクシー代で1往復5,000円弱使いましたし。
ペイペイドームでのイベント目当てであれば、比較的使いやすいと思います。天神や博多方面に行く用事がなければ、立地条件の悪さもある程度カバーできるのではないかと。用途を限定して利用するならば、非常にいいホテルだと思います。以上、ご参考まで。