神戸は関西圏の中でも比較的知名度の高い都市のひとつなのですが、ホテルは知名度と並ぶほど多いわけではありません。ただ、その中でも神戸を代表するホテルであるこちらのANAクラウンプラザ神戸に宿泊してきました。過去の滞在も含めて、ホテルの印象を紹介したいと思います。
目次
ANAクラウンプラザ神戸
新神戸駅に直結の便利なホテル
場所は新神戸駅直結ということもあって非常に便利な場所ですね。私自身、神戸自体にあまり宿泊する用事はなく、いつもは大阪方面でホテルを選んでしまうことが多いですが、神戸で宿泊するのであれば、こちらは便利ですね。
ANAクラウンプラザの広々したロビー
ANAクラウンプラザ神戸は地下鉄の新神戸駅から直結しており、電車を利用してくる場合は快適にアクセスすることができます。上の画像は地下鉄直結のエレベーターから上がって来て、受付のロビー前の様子です。
広々としており、ソファー席も無数にありホテルに来たお客(宿泊客以外も含めて)がくつろげるスペースとなっていました。
なお、チェックインカウンターの前にはフロアスタッフが常駐しており、すかさず誘導をしてくれました。その際にIHGグループの会員かどうかを聞かれ、会員である場合には、優先カウンターより案内してくれるおもてなしっぷり。自分は宿泊当時平会員(CLUB会員)にも関わらず丁重に対応してもらい、チェックイン時にはウェルカムギフトとして、ウェルカムドリンクチケットを渡してもらえました。ささやかながら嬉しい特典です。
また、(2016年当時の)IHGグループのCLUB会員の特典であるレイトチェックアウトについてもチェックイン時に希望をしておきました。午後2時までOKとのことで、翌日もお昼過ぎまで時間を有効活用できます。
2016年宿泊
先日神戸に訪問する用事が突如できたこともあり、1泊2日で神戸行きのチケットを手配したものの、その用事がドタキャンになるなど8月の慌ただしい予定変更に翻弄されながら1泊2日の神戸プチお出かけをこなしてきました。
ビジネスライクな内装のスタンダードダブル
部屋のアサインはスタンダードダブル。部屋の広さは22㎡あるとのこと。部屋の中は、ダブルサイズのベッドとベッドサイドのテーブル、窓際のチェアと丸テーブルが配置されていました。左の写真は壁ギリギリまで寄って撮った写真となっており、反対側は廊下となります。
左はバスルームですね。日本のホテルなので、アメニティは一通りそろっており、手ぶらでも基本不自由しません(米国だと足りないアメニティはフロントに連絡しないともらえないことが多いですが)。
右の写真は窓から見える新神戸の風景。右側は山になっており、麓からロープウェイが延びているのが見えます(写真では見えない位置にあります)。ここの部屋の高さが20階程度であるため、そこそこ見晴らしがいいものの、クラブルームなどはさらに高階層にあるため、また別世界が見えるのかもしれません。
あれ・・・これは喫煙ルーム?
さて、今回チェックイン後に部屋へ入ったところ、喫煙室を誤って予約してしまっていたらしいことに気が付きました。部屋の匂いがタバコで充満していたため、部屋を変えてもよかったのですが、面倒臭かったこともあり、空調をハイパワーにして匂いを飛ばしてみることに。
しかし、空調のスイッチが見つからないため、フロントに電話してみると、「○○様、何か御用でございますか?」との応答が。あまりANAクラウンプラザには期待しておらず、もっと塩対応が通常だと思っていたため、名前を呼ばれたこと自体には少々驚きもしつつ、非常に好感を持てました。(割とグレードの高いホテルであれば、一般的だとは思いますが笑)
部屋の空調をハイパワーにする方法も教えてもらい、匂い問題についてはあっさり解決。
激混みであるものの充実している朝食レストラン
こちらは翌日の朝食の様子。朝食会場は2か所か3か所くらいあり、その中から好きなところへ行ける仕組みとなっています。ただ、自分が行った9時過ぎは人でごった返しており、入口前で10分少々待機させられる始末。よくある話ですが、致し方ありません。
コンチネンタルブレックファースト。毎回、ホテル宿泊時は朝食を食べすぎて、その日ずっと食欲がでなくなることが多いです。この日もそんな感じでした。
その中でも目の前で作ってくれるオムレツの完成度は高く、ホテルの朝食を食べている感を満喫できます。
屋内プール付きは嬉しい点
この日は一日ずっとオフだったこともあり、さらに特段の用事も入らなかったので、ホテルのプールでひたすら泳ぐ泳ぐ泳ぐ。ざっと3時間位いたような気がしますが、延べ5人程度しか利用しておらず、貸し切り状態でプールを使用しました。
20mプールなので若干物足りない気もするのですが2往復3往復連続で泳ぐだけで、息切れする自分にとってもちょうどよいコンパクトなサイズですね。
このプール以外にもジムやサウナが併設されており、それぞれ利用することができます。ただ、残念ながらホテル利用者でもこのプールやジムを利用する際には別途料金が課せられます。約千円程度なので大した金額でもないのですが、なんかガッカリさせられます・・・。
ちなみに、水着やゴーグルを持っていなくても、こちらも有料で貸し出ししてもらえる模様。
レギュラーフロアは1.5万円前後から選べる価格帯
今回宿泊したのはレギュラーフロアのスタンダードダブルの部屋です。昨今のホテル価格上昇でも、このクラウンプラザ神戸は価格帯も比較的安めの方にあるのですが、抑えるべきところは抑えている感のあるホテルとなっています。
クラブルームもこのホテルにはありますが、価格帯は2.5万円前後~となってしまうこともあり、コストパフォーマンスが悪くなってきます。クラブルームだからおそらくラウンジを用意しているとは思うのですが、いかんせんそれならインターコンチネンタルに宿泊した方がよい、と思えてしまうのは私だけでしょうか。
ただ、そうはいっても当ホテルは三宮駅まで地下鉄2分と好立地であり、ホテルと同じ建物内にはコンビニもあるため、なんだかんだ使いやすいと言えるのではないかなと感じますね。
チェックアウト
チェックアウト後は昨日もらったドリンクチケットでホテルのカフェバーでのんびりしてみました。
振り返ってみると、なんだかんだフロントの対応の良さであったり、プールやジムが併設されていたり、微妙な値段設定であったり、際立ったものは立地ぐらいしかないのですが、神戸で仕事で訪問するなら結構な快適さを得られるホテルだと思います。
2020年1月宿泊
予約はIHG公式から
クラウンプラザはグローバルホテルチェーンであるIHGの傘下にあるブランドです。私はIHGのプラチナメンバーということもあり、予約はIHG公式から行うこととしました。
公式サイトから予約を行う際は大抵Mr. Rebatesなどのキャッシュバックサイトを経由させてから、予約することを心がけています。まぁ、これは単純に節約の一種なので、特に大した話ではありませんが。
国内のポイントサイトだとハピタスなども利用しますね。Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトでも利用ができ、高い時期で8%のキャッシュバック率のときもあるため、予約のタイミングとホテルの販売価格を睨めっこしながら、最適な時期を決定する意外と地味に大変な作業だったりします。
オープンスペースのエントランスフロア
2020年の1月某日、今回は神戸に用事があったため、宿はこちらを選択することとしました。2016年に滞在してから、すっかり時間が空いてしまいましたが、以前とそんな変化のないエントランスのように感じます。
- スタンダードシングル/ビジネスルーム 15㎡
- スタンダードセミダブル 18㎡
- スタンダードダブル/ツインルーム 22㎡
- スーペリアダブル/ツイン 30㎡
- デラックスツイン 40㎡~ ←予約部屋&宿泊部屋
- クラブダブル 22㎡
- クラブスーペリアダブル/ツイン 25㎡~
- クラブデラックスツイン 40㎡~
- クラブビジネススイート 35㎡
今回は私一人ではなく、高校の友人も同部屋で宿泊するため、比較的広めのお部屋を事前に予約しておりました。ただ、そのせいもあってかチェックイン時に無料アップグレードはなし。代わりに、朝食無料券やスポーツジム無料券などをいただけました。
デラックスツイン
今回宿泊したお部屋がこちら。40㎡あるので、ベッド2台置いても余裕があるデザインですね。壁のクロスは交換している様子なので、パッと見た感じそこまで古臭く感じませんが、家具の古さは隠せません。結構年季が入っている印象を受けました。
逆側から見ると、こんな感じです。ソファスペースが広く用意されているのは良かったです。ちなみに、こちらのお部屋は空調操作のボタンなどが一切なく、部屋の中の空調を全くいじれなかったため、途中からかなり寒かったのを覚えています。
ミニバーもこんな感じ。冷蔵庫上段部分が空いていたので助かりました。
バスルーム
バスルームはさすがに経年化が隠せない部分ですね。リノベーションした時期もだいぶ前だと思います。バスタブの質感や床タイルなどを見ても、そろそろリノベーションが必要な時期になってきているのがわかります。シャワーのみであれば、そこまで不快な気持ちにならずに利用できるため、あまり神経質になる必要もないのですが。
残念ながらアメニティは少なめ。個別のシャンプーやボディローションなどはありませんでした。バルクサイズになっている、ということもありますが、石けん・歯ブラシの数もセーブしていたりと、かなり倹約な傾向のようです。
外の風景を眺める
神戸はタワーマンションが少ないんですよね。目の前に2本大きなタワーマンションがありますが、それ以外はほとんどない印象です。部屋の中からご対面するような状況じゃなく、夜景なども非常に綺麗に見えるため、なかなか悪くないなと思いました。
朝食ビュッフェ
アップグレードなしのお礼にいただいた朝食券はエントランスフロアにある朝食ビュッフェで利用させていただきました。
1日目、2日目とこんな感じで結構満足しています。
パーキング代もサービスしてくれる嬉しい対応
実は、神戸に滞在している間は車での移動もあり、ホテル駐車場に車を止めさせていただいたのですが、私がプラチナメンバーということもあって、駐車場料金(宿泊者は1日1,500円)を免除していただけました。
完全に特別対応ということで、大変ありがたく利用させていただきました。感謝です。
2021年10月宿泊
予約
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:スーペリアダブル
予約価格:ポイント宿泊
予約方法:IHG公式経由
何度もお世話になっているこちらのホテル。2021年10月も友人の出産祝いで神戸に訪問した際に利用させていただきました。この時期はコロナ第5波がちょうど落ち着いた時期でしたね。2022年1月になるとオミクロン株の影響で第6波が来た関係もあって、ちょうどギリギリのタイミングだったなぁ、と今では思います。
- スタンダードシングル/ビジネスルーム 15㎡
- スタンダードセミダブル 18㎡
- スタンダードダブル/ツインルーム 22㎡
- スーペリアダブル/ツイン 30㎡ ←予約部屋&宿泊部屋
- デラックスツイン 40㎡~
- クラブダブル 22㎡
- クラブスーペリアダブル/ツイン 25㎡~
- クラブデラックスツイン 40㎡~
- クラブビジネススイート 35㎡
予約はIHG公式からのポイント宿泊で友人分も含めて2部屋取りました。IHGブランドの会員だと宿泊やホテルレストランでの食事等でポイントが貯まり、貯まったポイントで泊まることが可能です。昔からポイントはコツコツ貯めていた関係もあり、昨今はほとんど旅行もできなくなってしまっていたため、ポイント消化も兼ねてこの予約方法としました。
スーペリアダブル
何度も宿泊しているため、驚きはありませんが可もなく不可もなくという感じで安定感があるお部屋です。ダブルサイズのベッドと窓際に小テーブルとイス2席。テレビまでの空間も窮屈でなく、ゆとりがあります。壁紙クロスや家具の状態などを見ると、経年化を若干感じますが室内部分としては十分良いかなと。
(たしかリノベーション済フロアもあったかと思います。そちらはだいぶ印象異なるのかと)
ミニバー
ミニバーの冷蔵庫は空。私は外で買った飲み物を冷やすため、空ってのはすごく助かります。チェックアウトも幾分楽ですし。
バスルーム
バスルームはさすがに古さを感じますね。アメニティも一通り揃っているので、困る感じではありませんが、やはり古臭い印象は拭えないかなぁと。今時のホテルだと部屋の広さが30平米あれば、もう少しバスルームは大きく設計しているのだと思います。
夕飯はステーキを食べに外出
夕飯は地下鉄ですぐの三宮駅まで出かけて鉄板焼きを食べることにしました。友人と食事をするのもだいぶ久しぶりだったこともあり、ゆっくり語らいつつ、明日また合流する友人夫妻の出産祝いについて色々と談義しました。ちなみにですが、利用したお店はこちら。お店の雰囲気、お肉の調理法やサービス含め、なかなか良かったです。落ち着いて話したいなら、再訪ありですね。
まとめ:リノベ済のお部屋ならアリ
ハード面:★★☆☆☆:お部屋はさすがに経年化が目立ちますね
ソフト面:★★★★★:スタッフのソフトサービスが豊富で驚きました
コスト面:★★★★☆:経年が目立つため、基本地方水準の価格帯
アクセス面:★★★★★:新神戸駅直結は本当便利
ハード面は結構厳しい状況で、経年化が結構目立ってますね。一部、リノベーション済のお部屋もあるとのことなので、もし宿泊するのであれば、間違いなくそちらに泊まりたいですね。サイズの大きいお部屋があるのかは確認できていませんけれども。
ただ、それを補う形でソフトサービスはよい印象です。以前の話ですが、2泊とも朝食無料にしてくれたり、駐車料金を免除してくれたり、とスタッフの裁量の大きさもある印象を覚えています。
もし神戸でホテルをお探しであれば、選択肢として入れてもよいかと思います。以上、ご参考まで。
タイバンコクには無数のホテルが存在しますが、”なかなか情報が少なく決め手に欠ける”という状況が多いのではないでしょうか。今回は、ホテルマニアの端くれとして、バンコクでお勧めホテルのひとつであるS15スクンビットホテルを紹介します。S15スクンビットホテルホテル名:S15スクンビットホテルホテルランク:★★★★☆宿泊部屋:ビジネススイート予約価格:約3,500THB=約12,000JPY予約方法:エクスペディア経由アソーク駅、スクムビット駅まで徒歩3分程度の好立地このホテルは立地について言えば、抜群のホテルと言えます。BTSを使… S15スクンビットホテル 宿泊記 – 万国旅行塾・読書塾 |