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ホリデイインムンバイインターナショナルエアポート 宿泊記

先日インドのムンバイを訪問しました。そのときに利用したのがこちらのホテル、ホリデイインムンバイインターナショナルエアポート。私自身がインド初訪問だったこともあり、正直色々と面食らったところもありましたが、快適な滞在ができたかな、と記憶しています。

ホリデイインムンバイインターナショナルエアポート

ホテル名:ホリデイ・イン ムンバイ インターナショナル エアポート
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:エグゼクティブルーム
予約価格:約21,000円/2泊、諸税込み・朝食付き・変更可
予約方法:IHG公式経由

予約はIHG公式経由で

IHG公式サイトから予約を行う際は大抵Mr. Rebatesなどのキャッシュバックサイトを経由させてから、予約することを心がけています。まぁ、これは単純に節約の一種なので、特に大した話ではありませんが。国内のポイントサイトだとハピタスなども利用しますね。Hotels.comやBooking.comなどのホテル予約サイトは高い時期で8%バックのときもあり、予約のタイミングとホテルの販売価格を睨めっこしながら、最適な時期を決定する意外と地味に大変な作業だったりします。

やはりグローバル系列のホテルに限らず、こういうポイントサイトを経由してコツコツ節約をする、という地味な方法は(倹約派にとって)今後も重要な倹約方法の一つとなることは間違いないでしょうね。

ムンバイ空港から車で20~30分

こちらのホテルですが、エアポートホテルという位置づけではありつつも、空港から結構離れているという立地。今回はIHG系列ということだったので利用したのですが、さすがに空港から離れすぎですね。歩いて空港へはとても行けそうにありません。

ちなみに、ホテルに連絡すれば無料で空港とホテルの送迎車を手配してくれます。もし宿泊するようであれば、遠慮なくお願いするのが良いでしょう。

エントランス

この日は事前にホテルデスクへムンバイ空港からの送迎を依頼しており、ホテル送迎車に乗ってこちらのホテルまで来ました。車がホテルに入る際は、爆発物の検査をやりますし、我々の手荷物をX線検査もする、そんなインドのセキュリティ事情。

あまりインドのルールを知らなかったこともあり、出入りが面倒だな、と当初は感じてしまいました。

ホテルの入り口前を含めた、雑多なムンバイの街中とは打って変わって、ホテル内はものすごく綺麗で、清潔感のある快適な空間となっています。

チェックインは午後10時過ぎでしたが、結構人も多く、混雑していたのを覚えています。デポジットでクレジットカードを渡したところ、アメックスブランドは反応しなかったり、と若干の不安をチェックイン時に覚えましたが、別のVISAブランドのカードなら、すぐに反応したので良かったです。やはり海外はクレジットカードの複数枚持ちが安心ですね(特に、ブランド違いの複数持ち)。

IHGの公式からホテルの部屋の種類を確認してみましたが、驚くほど少ないんですよね。スイートも1種類しか出てこなかったので、誰かに専有されているスイートがあるのかどうかはわかりませんが、あまり沢山の種類の部屋があるわけではないようです。

今回は、プラチナメンバーとして宿泊したこともあり、1ランクのアップグレードをいただけました。あとなぜか、IHGのプラチナアンバサダーだったからなのか、ホテルマネジャーらしき人からチェックイン時にご挨拶をいただき、どう反応していいかわからない、ものすごい微妙な空気のやり取りを経験しましたね。あれは他のホテルで体験したことなかったですし、ホリデイインブランドだし、少々不気味にすら感じてしまいましたが笑。

綺麗目な廊下を抜けて本日のお部屋へ向かいます。

キングエグゼクティブルーム

清潔感あるカウチもあり、部屋そのものの快適さは非常に高いですね。部屋の広さは30㎡ということで、まぁ広いわけではありませんが、出張利用の部屋と考えると十分かと感じます。

デスクは透明ガラスデスク?(シースルーデスクとでも言うのでしょうか)だったり、比較的新しいホテルの印象を感じます。

手書きのグリーティングカードが用意されていました。そして、字体が超かわいい笑。

ミニバー

ホテルに滞在している時間が深夜~早朝くらいしかなかったため、ほとんど部屋に滞在していませんでした。そのため、ミニバーももちろん何も使わずという状態ですが、このとおり色々と揃っていましたね。

インドの水は日本人にとって (衛生上の意味で) 危険な水であるため、無料のボトルウォーターが唯一安心して飲める飲み水ということとなります。毎日沢山置いていてくれて助かりましたね。

クローゼット

クローゼットもホリデイインの標準的なアメニティを揃えていますね。

バスルームはシャワーブースとのユニットタイプ

バスルームはアジア圏では比較的なじみのあるシャワーブースタイプとトイレのユニット型。コンパクトな設計ながら、機能的にまとまっており、利便性含めて、なかなか良かった印象です。シャワーの水や歯磨きの際の水が口に入った際に、大丈夫か非常に心配でしたが、特に滞在後も含めて問題はありませんでした。

アメニティもこの通り、キッチリ他の地域と同様揃っていました。シャンプー、コンディショナー等のミニボトルは珍しいような。どっかで見たことあるような。IHG系列なので、バルクタイプにそのうち切り替わってしまうかもしれませんが、この類のアメニティは良かったですね。

窓からの景色はなかなかのゴーストタウン

部屋の窓からムンバイの景色を眺めます。目の前にはコンドミニアムが多数並んでいますね。10階建くらいでしょうか。かなりボロボロでメンテナンスなどはされていないような建物かな、と感じますが、ちゃんと中に人が住んでいることがわかります。

朝食は非常に充実

今回は朝食付きで予約していたため、朝食のラインナップを見てみることに。

当初あまり期待をしていなかったのですが、ビュッフェの種類が非常に豊富で驚いたのを覚えています。インドなのでカレーの種類がたくさんあるのはもちろん、それ以外のコンチネンタル系の朝食メニューも豊富ですし、何よりパンの種類が驚くほどたくさんあった点は非常に良かったですね。

ただ、平日の朝は基本的にあまりお腹に入らないため、この程度となりました。今、思えば生サーモンを皿に取ってしまっており、かなりリスキーな行動だったなと感じます。

実は、後から現地駐在員から聞いた話ですと、インド国内の某グローバル系高級ホテルに宿泊した際の朝食で、サラダを食べた際に当たってしまった話を聞かせてもらい、インドでの食事に若干の恐怖を覚えてしまいました。細菌系・ウイルス系はもちろん寄生虫系など、お腹を下す原因が多々あり、インドに行かれる予定の方は本当、気を引き締めて食べる物に注意を払った方が良いでしょう。

まとめ:ムンバイとは思えない快適滞在

総合評価:★★★★☆:ムンバイとは思えない快適滞在
ハード面:★★★★★:比較的新しいホテルで建物内は快適
ソフト面:★★★★☆:グローバルホテル水準で安心
コスト面:★★★★☆:ムンバイの中では割高だが、十分安価
アクセス面:★★★☆☆:空港から車で20~30分

ムンバイは初訪問であったことや、インドの前評判があまりに悪かったことから、こちらのホテルの快適さには本当驚かされました。決して他の国のホテルを凌駕するものではありませんでしたが、アジア圏のホリデイインと変わりなく、快適なサービスを提供してくれたと思っています。

朝食の充実度なんかは非常に目を見張るものがありますし、周辺もタクシーを使えば、お腹も安心な接待で利用される高級レストランなどがあり、比較的安全に過ごすことが可能です。とはいっても、生もの関連は極めて注意した方がよいのは間違いないですけれども。

唯一、不満に思った点を挙げるならば、空港からの距離でしょうか。送迎サービスを無料で行っているため、何か特別危惧する点はありませんが、若干距離がある点とひどい交通渋滞に巻き込まれる可能性があり、想定以上の早めのプランで動かなければいけなくなった点が残念でした。ホテルそのものが悪いわけではないため、難しいところですね。

総じて悪くないホテルですので、ビジネスでのムンバイ訪問であれば、選択肢のひとつにしても問題はないのではないでしょうか。以上、ご参考まで。

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