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ヒルトンポイントって1泊でどれくらいもらえるの?ちょっと確認してみた

大手ホテルチェーンであるヒルトングループはほぼ一年中プロモーションをやっていますね。よーく見ると、お得なようなお得じゃないような金額設定となっており、少なくとも私には利用機会がないような。

そんなことを考えていたら、そもそもヒルトンでの宿泊でポイントはいくらぐらいもらえるのか、という単純な疑問に至りました。今回は、ヒルトンのポイントプログラムと、頻繁に実施されるお得なのかよくわからないプロモーションについて調べてみました。

ヒルトン

さすがに知らない人はほとんどいないでしょう。ヒルトンと言えば高級ホテルグループの一つ。高級ホテルとして全世界で知れ渡っています。

高級ホテルとはいえ、地域やブランドの種類によっては、かなり安価な値段で宿泊することが可能です。

例えば、国内だと、こことか。

ダブルツリーbyヒルトン那覇

そして、ホテルグループということは、ホテルポイントなるものがあって、頻繁に利用する人には、「VIPなサービス」なり、「宿泊用ポイントの付与」であったりと、ホテル版マイレージとしての優遇プログラムが存在します。

ヒルトングループには、”Hilton Honors”というプログラムがあり、宿泊する毎に当該ポイントが付与されていきます。名称うんぬんはおいといて、細かいことにはこだわらず、以下「ヒルトンポイント」と記載して話を進めたいと思います。

ヒルトンポイント

当たり前なのですが、ヒルトンポイントはヒルトングループのホテルに泊まると貯めることができます。ホテルの会員プログラムに入会すると、どんないいことがあるか、って話がありますが、今回は割愛します。あくまで、今回はこのポイントそのものについて考えます。

ヒルトンポイントとは別に、ヒルトンにはエリートステータスと呼ばれる会員ランクが存在し、会員ランクに応じて、ヒルトン宿泊時のベネフィットが変化していきます。また、後述しますするが、宿泊時の付与ポイントも会員ランクによって変化するため、会員ランクが高ければ高いほど、付与されるポイント数も大きくなります。

ホテル会員ランクは、簡単に言うと、

ダイヤモンド>ゴールド>シルバー>メンバー

という順序関係になっていて、宿泊日数や滞在回数、ポイント獲得数などでランクが決定される仕組みです。

クレジットカードの付帯特典や他社ブランドのステータスマッチなどで、会員ランクをアップさせることが広く知られているため、今回は会員ランクに関する話は割愛します。また別の機会に。


ポイントの獲得方法

さて、ヒルトングループは時期によらず、何かしらポイントアップのプロモーションを開催していることが多いです。それらを組み合わせると、どの程度ポイントはもらえるのでしょうか。

エリートステータスボーナス

ヒルトンには、エリートステータスと呼ばれる会員ランクがあるのは前述したとおり。この会員ランクによって、獲得できるポイントがアップします。どのくらい獲得ポイントは増加するのでしょうか。

これも簡単に示すと、

全ランク共通(ベースポイント):1ドルにつき10ポイント
ダイヤモンド +100% ⇒ 1ドルにつき20ポイント
ゴールド   +80%  ⇒ 1ドルにつき18ポイント
シルバー   +20%  ⇒ 1ドルにつき12ポイント
メンバー    なし   ⇒ 1ドルにつき10ポイント

ドルベースだから、少しわかりづらいかもしれないが、2019年5月現在のざっくり為替レートである1.0USD=110JPYとして、宿泊費用2.2万円のホテルに泊まった場合、

という結果となります。

宿泊時2倍ベースポイント

現在のプロモーション(2019年9月8日まで)は「宿泊すると宿泊分は2倍ポイント+宿泊日数に応じた加算ポイントをあげるよ!」というプロモーションをやっています。

ここで、ベースポイントは「宿泊料金1.0USD=10ポイントの付与」なので、仮にホテル代が22,000円であった場合、1.0USD=110JPY換算で、通常のベースポイントに加えて、+2,000ポイントが得られる、ということになります。

なお、こちらのベースポイント加算は会員ランクに寄らず、通常の10%ベースポイントが基準となります。

ホテル提携クレジットカード

このプロモーションとは話が別なのですが、ヒルトングループにはヒルトンクレジットカードがあり、クレジットカード決済でもポイントが貯まります。ホテラーやマイラーの中ではすでに知れ渡っているヒルトンオナーズVISAゴールドカード(またはヒルトンオナーズVISAクラシックカード、プラチナカード)があります。

もしこちらのカードを保有していたら、先のプロモーションで加算されるポイントとは別に1滞在につき2,000ポイントが加算されます。

米国発行のヒルトン提携クレジットカードでは、1.0USD=10ポイントの加算があります。こちらは固定ポイントではない分、宿泊費が高額である場合は、結構なポイントが加算されますね。

アプリで予約

アプリ経由だと、さらに追加でポイントがもらえるプロモーションを以前はやっていました。プロモーションという形でしたが、また復活する可能性もありそうなので、もし実施されている場合には利用しておきたいところですね。

2017年当時に実施されていたプロモーション概要は以下のとおり。

What is the promotion?
Registered Hilton HHonors members will earn Double Hilton HHonors Bonus Points per stay completed during the Promotion Period, and starting October 4th members will earn an additional Double Hilton HHonors Bonus Points per stay completed during the Promotion Period that was booked via the Hilton HHonors App. There is no limit to the total amount of Bonus Points that may be earned during the Promotion Period with this offer.(HiltonHHonors)

こちらも1.0USD当たり10ポイントの付与。なので、宿泊代金2.2万円で、1.0USD=110JPY換算、+2,000ポイントが得られます

ちなみに、ヒルトンポイントではなく現金で「キャッシュバックがほしい!」というハングリーな方は、Mr. Rebatesを使うのがいいですね。予約のタイミングにもよるが、2~5%前後のキャッシュバックを受けられます。


1泊でもらえる合計ポイント

これまでの内容をまとめておきます。

ポイントバックの総額

さて、上記のポイントバックを考慮すると、合計でいくらのポイントがもらえるのでしょうか。わかりやすく先ほどと同じように、宿泊代金2.2万円、1.0USD=110JPY換算で考えてみます。

合計で、6,000~8,000ポイントがもらえる計算となります。仮に何の要件もいらないブルー会員で、ホテル提携クレジットカードを持っていなかった場合、4,000ポイントがもらえる計算です。2016年あたりは複数のプロモーションが重複して適用されたため、10,000ポイント近く付与されていたのですが、ちょっと以前と比べると見劣りしちゃっていますね。

ポイント単価

さて、ここまでヒルトンポイントの単価を全く考慮せずに進めてきました。いろいろポイントバックがあるのはいいとして、ヒルトンポイントは1ポイント当たりどの程度の価値があるのでしょうか。

ONE MILE AT A TIMEでは、1ポイント当たり0.5セント(2019年7月現在)、という評価をされています。宿泊予約時の状況に依る部分が多いものの、お得かどうか吟味して予約をすれば、ポイント価値はさらに上げられるのではないでしょうか。

基本的な留意点

ホテルからのポイントバックなり、特典を受けるためにはいくつか留意点があります。初めての人は特に注意した方がいいので、知っておいた方がよい事項を記載しておきます。

ホテル公式サイトまたはアプリからの予約

よくホテル会員として、泊まっている人であれば皆知っている話なのですが、ポイントの付与や会員特典を受けたい場合には、必ずホテル公式サイト、又は公式アプリから予約をしましょう。

そうでないと、最悪の場合、ポイントは付かないし、何もベネフィットを受けれない、という場合すらあり得ます。

特にヒルトンの場合、無料のブルー会員であっても、

といったかなり付加価値の高いベネフィットを受けることができます。利用しない手はありませんね。

ポイントの付与は宿泊後相当な時間がかかる場合も

航空会社のマイルが搭乗後数日で付与されるのとは違い、以前までホテルのポイント付与は6~8週間程度の時間が掛かっていたことが一般的に知られています。でも最近はだいぶ早くなりましたね。

ヒルトンに限らず、マリオットやIHGでもポイント付与はホテルによってまちまちで宿泊後すぐに付与される場合もありますし、数週間経っても付与されない場合もあります。すぐに反映されない点はヤキモキしますが、こればっかりはじっくり待つしかありません。

ただ、8週間経っても付与がされない場合には、カスタマーセンターなりに連絡を入れないと、ホテル側も忘れているという状況があり得るので、注意が必要です。ちゃんと宿泊分が付いているかは定期的にチェックしておきましょう。


まとめ:ヒルトン泊まる人であれば、皆オススメ

宿泊代金2.2万円の場合、少なくとも4,000ポイント(金額で約2,000円相当)、最大で8,000ポイント(金額で約4,000円相当)のポイントバックが受けられるヒルトングループ。

ダイヤモンド会員の人、またはそれを狙っている人、ホテル提携クレジットカードを所有している人はベストレートから、約18%バックというのは、魅力的な率のようにも聞こえます。ただ一方で、一般会員の場合は約10%弱となるため、あまり魅力はないかもしれません。

私はヒルトンダイヤモンド会員でもないし、ホテル提携クレジットカードも今しばらくは作る気はないので、様子見という感じです。今はIHGグループのプロモーションの罠にハマりつつあるので、そちらのブームが去ってからになるかと思います。以上、ご参考まで。

2日以上の旅行に行く際には、どこのホテルに泊まろうか考えるかと思う。皆、そこで共通して考えることが、「お得に泊まりたい!」ということなのは、確かではないだろうか。私自身、プライベートでホテルを利用することが多く、毎度毎度どうすればお得に泊まれるかを考えながら、ホテルを選択している。今回は、「いかにお得にホテルに泊まるか」を焦点に、お得なホテルの取り方を4つの方法について紹介しようと思う。(国内限定)新幹線パック国内旅行を前提とした場合、目的地の場所にもよるが、新幹線で行くか、飛行機で行くか、…
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