万国旅行塾・読書塾

バンコクからパタヤへの初心者向け行き方をまとめてみた

バンコクには出張で訪れることは多いのだが、パタヤへの出張は一度もない。行くとすれば、プライベートで行くぐらいだ。そういうときに悩ましいのが、バンコクからパタヤへの移動方法である。今回は、その悩ましい移動方法について、備忘録がてら紹介しておこうと思う。

行き方はシンプル。タクシーか高速バスか

バンコクからパタヤまで、たくさんの移動方法がある訳ではない。シンプルにまとめてしまえば、

のたった2通りだ。ただ、どちらについてもメリット、デメリットがあり、非常に悩ましいのが現状だ。





タクシー/Uber

まずはタクシーでバンコク中心部からパタヤまで移動する方法だ。大まかな時間と料金は以下のとおり。

時間帯:24時間いつでも
必要運賃:1,500~2,500バーツ(5,250~8,750円)@2018年1月現在
所要時間:1.5時間~ ※渋滞状況による
(1バーツ=3.5円で計算。以下同様)

タクシー利用時のメリット

タクシー利用時のメリットは何と言っても利便性と言えるだろう。

  1. 24時間移動できる
  2. ホテルまで直行できる

筆者的にはこの2点が大きいと感じている。

1.24時間移動できる

なんと言っても24時間いつでも移動できるというのが、タクシー移動のメリットのひとつと言えよう。後述するが、高速バスの場合はある程度日中で乗り降りしなければいけないため、時間帯が制限されてしまう。そういった煩わしさがないのが大きなメリットだ。

2.ホテルまで直行できる

パタヤへの宿泊先まで大きな荷物を持っていても、ほぼ歩かずに到着できるという点も大きなメリットだろう。バンコクはもちろん、パタヤにおいても歩道は相当ガタついており、非常に歩きずらい。トランクなんかを持っていたら尚更だ。

しかもパタヤはバンコク以上に日差しが強く、とにかく暑い!こういった点を回避できるため、タクシーのメリットは価格以上に大きいと感じている。

タクシー利用時のデメリット

では一方でデメリットは何だろうか。いくつも考えられるが、

  1. 料金はそこそこ高め
  2. 渋滞状況によっては3時間以上かかることも
  3. Uberでは乗車拒否をされる可能性あり
    ※Uberは2018年1月現在タイで規制中

などだろう。以下、それぞれについて補足する。

1.料金はそこそこ高め

タクシーは高速バスに比べて料金が高い。為替の状況にもよるが、片道5,000円~8,000円程度の金額がかかるのは、プライベートではなかなかの出費だ。バンコクのタクシー料金が安いとは言っても、この金額はなかなか気軽に出せる金額と言うには難しいところ。

もちろん2人利用、3人利用であればだいぶ金額は下げられる。1人での利用はやや敷居が高いと感じるが、グループであれば金額負担も軽くなるため、選択肢としては非常によいだろう。

なお、タクシーの場合はスワンナプーム国際空港(またはドンムアン空港)からパタヤへ移動した方が立地条件的に早く安く行くことができる。バンコクからは渋滞のリスクがあるものの、空港からならば郊外に位置しているため、1,200~1,800バーツ(4,200~6,300円)で行くことができる。

2.渋滞状況によっては3時間以上かかることも

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バンコクでは常に悩まされる渋滞。パタヤへ行く際には、この渋滞状況によって時間が大きく左右されると言える。下手に渋滞にはまってしまうと高速へ出るまでに1時間以上経過していることも。1日の予定が大きく崩れかねないので、十分注意しよう。

3.Uberでは乗車拒否をされる可能性あり


バンコクではUberでの移動が便利だ。ただし、2018年1月現在ではタイでのUberは規制される方針が公表され、運転者の逮捕者が出ている現状がある。

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Uberでパタヤに行くことは、可能と言えば可能なのだが、ドライバーによってはパタヤほどの長距離は乗車拒否されることが多い。パタヤまでUberを利用したい場合には、送迎される前に電話でコンタクトをしておく必要がある。
※ただし、タイでは相手ドライバーの英語が堪能でない場合もあるため、注意が必要

高速バス

もうひとつの移動方法が高速バスだ。バンコク市内ではエカマイ駅前にバスターミナルがあり、スワンナプーム国際空港からもパタヤ行きの高速バスが出ている。

それぞれ利便性も異なるので、どちらを選んでも極端な差はないが、どちらか都合の良い方を選択するのが良いだろう。

エカマイ駅からパタヤへ向かう

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エカマイ駅はバンコクを走るスカイとレイン(BTS)の駅のひとつ。プロンチット駅やアソーク駅にホテルが集中しているが、バンコクの東側へBTSで数駅行けば着く立地だ。エカマイ駅からパタヤバスターミナルまでバスが毎日沢山の本数出ている。主な概要は以下のとおり。

時間帯:午前5:00~午後11:00 @2018年1月現在
必要運賃:一律108バーツ(約378円)
所要時間:約2.0時間 ※渋滞状況による
運行情報:pattayabus.com

エカマイ駅からは30~40分に1本の間隔で高速バスが出発している。中型のワゴンで運行している場合と大型のバスで運行している場合と現在は2種類で運行している。

バンコクスワンナプーム空港からパタヤへ向かう

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バンコクスワンナプーム空港からもパタヤ行きのバスが出ている。概要は以下のとおり。

時間帯:午前7:00~午後10:00 @2018年1月現在
必要運賃:当日120バーツ(約420円)
所要時間:1.5時間~ ※渋滞状況による
運行情報:airportpattayabus.com

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高速バス利用時のメリット

料金の安さ

やはり何と言っても高速バスの利点は値段の安さに尽きる。たった400円でパタヤまでの長距離を移動できるなんて、破格過ぎる。数年したら、もう少し値上げしてしまうんじゃないか、と思うが利用できるときは利用するに越したことはない。

高速バス利用時のデメリット

さて、値段の安さを引き換えに様々なデメリットが生じてしまうのが高速バス。いくつか思いつく点を紹介しよう。大きな点として以下のようなものがある。

  1. (早朝や深夜の)運行時間帯に注意
  2. エカマイ駅までが遠い。。。
  3. パタヤバスターミナルからが遠い。。。
  4. 所要時間合計は大体3時間

それぞれについて補足していく。

1.運行時間帯に注意

基本的に早朝から深夜時間帯まで広くカバーされている高速バスだが、あまりに遅い時間帯や早い時間帯は運行していない。フライトの時間が早すぎる場合や逆に遅すぎる場合などは時間の調整が難しいので、その場合はタクシーなどの代替手段を利用するのが望ましい。

2.エカマイ駅までが遠い。。。

これは主観的な意見で恐縮だが、エカマイ駅からが本当遠い、と感じてしまう。特にチャオプラヤ川あたりにホテルを取っていた後に移動でエカマイまで行く場合は渋滞状況にもよるが非常に時間がかかってしまう。直近では車で1時間ほどかかったのが記憶に新しい。

3.パタヤバスターミナルからが遠い。。。

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高速バスの場合、到着場所はパタヤのバスターミナルになる。そして、バスターミナルからは各個人でホテルへ移動することとなる。タクシーなりソンテウなりで予約したホテルへ移動するのがまた時間がかかる。。。

4.所要時間合計は大体3時間

予約したホテルの場所次第ではあるが、なんだかんだ結局3時間程度かかることが多い。

タクシーであっても、渋滞にあった場合はかなりの時間がかかってしまうが、高速バスは渋滞のリスクに加えて、乗継待ちによるアイドリング時間がかかることを認識しておいた方がよいだろう。





まとめ:ホテルまで直行のタクシーか安価に高速バスか

結局選べる選択肢が2つしかないので、あまり考えることもない。利便性重視するならタクシーなのは間違いない。節約派なら高速バスを選べばよいだけだ。

なお、パタヤからバンコクへ行く場合やパタヤからスワンナプーム国際空港(またはドンムアン空港)へ行く場合についても同様のことが言える。特に空港へ向かう際は、パタヤ側から向かうことで、渋滞のリスクも時間も費用も節約することができる。

バンコク・パタヤ旅行を計画する人の参考になれば。また、追加あれば適宜更新をしていきたいと思う。

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