ペナンからクアラルンプールへ帰る前日に利用したのがこちらのホテル。プライベートプール付きで、かなり広々した部屋だったのが印象的。ペナンには全部で5泊したのですが、プライベートプール付きのこちらのホテルはゴージャス感が強く出ていて、ビジュアル的には受けが良さそうなホテルでした。今回はこちらのホテルを紹介します。
目次
レクシススイーツペナン エグゼクティブ・プール・スイート
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:エグゼクティブ・プール・スイート
予約価格:約12,000円(朝食あり・予約変更不可)
予約方法:Hotels.com経由
こちらのホテルを利用するきっかけは、翌日ペナンからクアラルンプールへのフライトを控えていたということが発端です。出発ぎりぎりまで滞在できる空港に程近いホテルを探していたところ、比較的手ごろな値段、かつ、なんだかゴージャス感を感じられるホテルということで、選択をした次第です。
予約はポイントサイト経由でホテルズドットコムから
ホテルの予約はホテルズドットコムから。こちらのホテルはブッキングドットコムやアゴダなどの予約サイトにも複数登録されているため、別にホテルズドットコムを敢えて利用する必要はありません。ですが、予約価格が一緒であるのなら、キャッシュバック特典が比較的大きいホテルズドットコムを利用するのが、定石でしょう。
ホテルズドットコムは10泊すると1泊無料の仕組みがあるため、部屋代が実質10%割引となります。また、ハピタスなどのポイントサイトを経由した上で予約をすることで、さらに部屋代から最大7.5%のキャッシュバックを受けることができます。具体的には、
- ポイントサイトへ会員登録(無料)
- ポイントサイトのホテルズドットコムのバナーをクリック
- そのままホテルズドットコムでホテルの予約を行う
これだけでキャッシュバックを得ることができます。旅行通なら、極々常識的な予約方法ですが、もしまだやっていないのであれば、事前に会員登録を済ませておいた方がいいでしょう。
※7.5%のキャッシュバックは私が予約を行った際の還元率となります
ペナン島南部に位置しており、車が必要な立地
こちらのホテルはペナン島の南部に位置しており、ペナン空港からはタクシーで10分少々の距離にあります。空港から近いという点では、こちらのホテルは非常にお勧めと言えますね。やはり渋滞などを気にせず空港に行ける点はどこの国でも(特に渋滞の多い地域において)立地面では大きな強みと言えます。
一方で、ペナン島中心部であるジョージタウンまではかなり距離があり、徒歩では難しい距離です。ジョージタウンの観光を中心とする場合には立地的に厳しい面があります。
アバンギャルドな外観
前日のホリデイインペナンからUber(2017年当時は使用できました)を利用して、ペナン南部のこちらのホテルまで移動をしてきました。ペナンの東側はジョージタウンや空港がありますが、西側はジャングル地帯となっているのがペナン島の特徴です。
ジャングル地帯と言っても、道路は走っているので、タクシーで30~40分もあれば島を半周することができます。
ホテルの外観は、高層ビルの造りであり、周りの背の低い民家と比較すると一際目立つ建物となっています。夜になると妖艶な紫やら蛍光色のライトアップがされ、何をイメージしているのかわからないアバンギャルドな建物の外観へ変化していきます。
ホテルの裏側は、ペナンの海と面しており、水平線を眺めながらのんびりビーチベッドで寛ぐことができます。ただ、残念ながらペナンの海は汚いため、入ることはできません(ホテルスタッフ曰く、だいぶ昔は入ることができたらしいのですが、今はもう相当海が汚れてしまって、とても人が入れる海じゃなくなってしまったんだとか)。少々悲しいですね。
チェックイン
ホテルに到着したのは午後2時頃。チェックインできるかどうかホテルスタッフへ声を掛けます。
私「こんにちは、この時間でもチェックインできますか?」
ホテルスタッフ「少々お待ちください。確認致しますね」
私「はい」
ホテルスタッフ「そうですね、まだ部屋を準備している段階なのでロビーか8階のフリースペースでお待ちください」
私(あーやっぱ無理だったか~)
こんな調子でチェックインをあっさりと拒否されてしまいました。ちなみに、マレーシア人の英語は比較的聞き取りやすい人がほとんどなのですが、このとき対応してくれたスタッフの英語は驚くほどクセがあり、5割くらいしか聞き取れなかったのが印象に残っています。どこの訛りなのでしょうか。気になりました。
ロビーラウンジは簡単なソファー席があるものの、中華系ファミリーがひっきりなしに現れては消えていくのでなかなか慌ただしい状態。10組に1組いるかいないかレベルで日本人の観光客の姿も見えます。
ロビーにはセルフ形式のウェルカムドリンクがありますが、味が付いていないのか、何のハーブティーなのかわからない謎の飲料が置いてありました。個人的に受け付けない味で一口で終了となりましたね笑。
また、レストランが隣にあるせいなのかわからないがロビーには虫が多く、ソファ席付近の清潔感はかなり残念だったりして閉口・・・。
1時間ほどぶらぶら待った挙句、再度チェックインカウンターへ行き、部屋の鍵をもらうことができました。なかなか他のグローバルチェーンのようにはいかないですね。ホテルのエレベーターに乗って16階へ。ちなみにホテルの部屋の種類は、
- エグゼクティブ・プール・スイート 82㎡
- プレミアムプールスイート 89㎡
の2種類のみ。なんとシンプルなホテルでしょうか。
ちなみに、こちらのホテルは26階建てで最上階にはルーフトップバーもあるらしいです。眺めは相当良さそうですが、正直気分が乗らなかったので今回は訪れず。
廊下は外廊下となっています。風がいくらか気持ちいい面もありますが、ホテル外観のゴテゴテ感に比べると、あまりに殺風景な廊下とも言えます。おそらく建物全部にコストを掛けるわけにいかず、廊下のデザインはコストを抑えたのでしょう笑。
エグゼクティブ・プール・スイート
こちらがエグゼクティブ・プール・スイート。ホテルにはエグゼクティブ・プール・スイートの他にプレミアム・プール・スイートと呼ばれる部屋がありますが、”部屋サイズが若干大きいこと”と”バルコニーから海が展望できること”ぐらいしか違いがありません。ただ、今回はそこらへんをあまり気にせずにエグゼクティブ・プール・スイートを選択しました。
キングサイズのベッドが2台。ロングカウチをオットマン代わりにする豪勢な仕様です。
82㎡もの広さで、ベッドルーム、バスルーム、バルコニーと広さは十分。あまり一般的ではありませnが、おそらくバルコニーも含めた広さの表記なのでしょうう(ホテルではありませんが、住宅などでの専有面積をいう場合、基本バルコニーは含まれません)。
ベッド正面には、テレビモニター、ビジネスデスク、ミニバーなどがある。ボトルウォーターもたっぷり4本セットしてくれていた。
1点印象が悪かったのは、扉を開けて部屋に入った瞬間に感じた異臭です。エアコンを付けて換気をしたら、すぐに解消されたので良かったのですが、かなりプーンと来る不快な匂いが最初にありました。
ドアに貼ってあるフロアマップを見ると、全部屋にプライベートプールが付いているデザインとなっていますね。
バスルーム
こちらはバスルーム。バスルーム自体がかなり広めの作りとなっているので、非常に開放的。かなり大きめのバスタブと洗い場付きシャワールーム、洗面台、トイレ、クローゼットが配置されています。
バスルームと言えど、トイレ、洗面台がちゃんと独立しており、非常に使い勝手はいいですね。
こちらは洗い場付きのシャワーブースとバスタブ。バスタブのサイズはかなり大きいサイズです。ゆっくり浸かりたい私にとっては、非常に嬉しい設備の一つでした。
バスアメニティも一通り揃っており、手ぶら滞在もできるほど充実しています。この辺の対応も嬉しいポイントです。
なお、クローゼットには扉が2つあり、バスローブやハンガーが掛けてある側とセーフティーボックスが置いてある側の2か所がありました。このバスローブ側は全く問題はなかったのですが、セーフティボックス側の扉を開けると、強烈な塩素臭といいますか不快な匂いが漂ってきます。
さすがにちょっと耐え難いレベル。。。まぁ扉を閉めていれば、問題はなさそうなので、放置しましたがこれはキツイですね。。。
プライベートプール
こちらのホテルの売りと言ってもいい全室備え付けのプライベートプール!サイズはそこまで大きくはないのですが、3×4メートル位といったところ。ぷかぷか浮いて楽しむ位にはちょうどいいサイズかもしれません。
サウナルームもあり、スイッチを入れればちょっとしたサウナ体験もできます。
日差しもよく入り、ペナンの街並みやちょっと覗き込むと海側も一望できる作りとなっています。プライベートプール付きのホテルに宿泊したのは初めてですが、予想以上に居心地がいいですね!笑。匂いの問題が多数あったのはさておき、一気に評価がぐっと上がった気がした瞬間でした。
朝から晩までプールに入るわけにはいかないのですが、テキトウにタイミングがあれば、ササッと着替えてジャポンと飛び込むだけでいいのだから、共用プールとは全く違う楽しさがあります。
なお、プライベートプールということもあり、プールにはかなり塩素が撒かれており、恐ろしいほどの消毒がされていました。虫が入り込もうものなら、たちまち息絶えてしまうレベル。これが原因かは定かではないのですが、宿泊日夜はやたら顔が痒くて何度も洗面台を往復したのがやや苦い記憶となっています(ペナンでの日焼けの影響も重なったからなのかもしれません)・・・。
共用プールは大きさも十分!
こちらは共用プール。プライベートプールがありますので、別に大きいプールがいるかって話があるかと思いますが、やはり大きいプールでがっつり遊びたいって人にはこちらの方が最適でしょう。
ちなみに巨大浮輪や乗り物浮輪など遊び道具も豊富なので、友人と一緒だとさぞかし楽しいはず。
スポーツジムも完備
スポーツジムも多数のマシンが置いてありました。マシンの種類はランニング系の燃焼トレーニングがほとんどで、鍛えるタイプのマシンの種類は少なめ。ただ、コンパクトながら、設備は揃っているのでちょっとした運動には最適と言えます。
夕食はホテル横のローカルシーフードレストランへ
夕飯はホテルすぐ横にあるローカルシーフードレストランのTeluk Kumber Seafoodへ。オープンスペースの雑多なテーブルが立ち並ぶ横はペナンの海の波音が聞こえるなんとも言えないノスタルジックなレストランとなっています。
ちょっとした焼きそば系ヌードルとタイガービールを注文。ビールはマレーシアなので、若干値段が高いのですが食事はローカル価格と良心的。
サテー6本も合わせて注文。お代は、これで23.6RM=約600JPY。お手軽に食べる程度でOKなら非常にお勧めなレストランと言えます。
朝食はビュッフェ形式の2階レストランで
翌日の朝食はホテル内にある2階レストランで食べます。
9時前後にレストランを訪れたのですが、リゾート地ということもあり、この時間でもかなり人の数が多かったです。ビュッフェの品数も他のホテルに引けを取らないくらい多くあり、この辺は非常に満足です。
フルーツバイキングや生チーズ、お寿司コーナーなどもあり。さすがにお寿司コーナーは怖くて手を付ける気にはなりませんでしたが。というか、朝飯ですし。
今回も食は細く軽めのサラダとクロワッサンを少々。とはいえ、これはこれで美味しかったです。
まとめ:プライベートプールを楽しみたい人にぜひ
ハード面:★★★★☆:全室プライベートプール!80㎡の部屋!
ソフト面:★★☆☆☆:一部の強烈な匂いのため2★で・・・
コスト面:★★★★☆:安い時期なら12K前後で宿泊可能
アクセス面:★★★☆☆:空港近くは◎、中心地からは×
さて、いろいろ盛りだくさんの部屋だったのですが、平日宿泊だと1泊12,000円前後で宿泊できるから驚きといえます。食事なしのプランであれば、もっと安く泊まれることでしょう。ペナンのホテル価格相場は、ジョージタウンを外すことで、かなり安価になります。こういう立地的な面を許容できる旅行者にとっては、穴場なホテルなのかもしれません。
立地については、すぐ歩ける距離にローカルシーフードレストランがあり、テキトウな場所で良ければ夕飯には困りません。ただ、周辺へちょっと動こうとするのであれば、必ずタクシーが必要となってきます。そのため、その辺の不便さは受け入れないと難しいでしょう。
ただ、そうは言ってもプール付きでこの値段。1泊程度であれば、かなりコスパよく楽しめる気がします。ヴィラ付きの豪勢なホテルに泊まるほどお金を出せませんが、一度でいいからプライベートプールを体験してみたい、という人には十分オススメできるホテルと言えますね。以上、ご参考まで。
レクシススイーツペナン エグゼクティブ・プール・スイートの最安値を検索する今、現在マレーシアにあるペナン島に来ている。前日まではペナン島中心部のジョージタウンにあるE&Oホテルに滞在していた。本日からは、こちらのホリデイインリゾートペナンに滞在する。 ホリデイインリゾートペナンホテル名:ホリデイインリゾートペナンホテルランク:★★★★☆宿泊部屋:2ダブルベッドタワーシティビュー予約価格:20,000ポイント予約方法:IHG公式経由今回はたまたまリゾート地に夏休み中の金曜日・土曜日滞在するということで、高騰しがちな宿泊価格(冬場はかなりお得で、平日は8,000円前後、週末は1… ホリデイインリゾートペナン 宿泊記 – 万国旅行塾・読書塾 |
先日のマレーシア旅行では、ペナン島にも滞在をしました。というか、ペナン島は旅程の中でのメインイベントの一つ。ペナン滞在中の2日間は、ペナン島で一番と言っても過言はないイースタンアンドオリエンタルホテルに宿泊。実際に泊まる前からもかなり期待していたホテルでしたが、期待に応える★5ホテルとして最高の滞在ができました。今回はその様子を紹介します。イースタンアンドオリエンタルホテルペナンホテル名:イースタンアンドオリエンタルホテルペナンホテルランク:★★★★★宿泊部屋:スタジオスイート予約価格:約36,000円… 【ペナン】イースタン アンド オリエンタルホテルペナン 宿泊記 (2017) – 万国旅行塾・読書塾 |