ヒルトン・ガーデンイン・シンガポール 宿泊記

さて、現在はシンガポールに来ています。ほとんどトランジットレベルでの滞在なので、あまり長居することもないのですが、多少街で買い物したい事情もあり、こちらのホテルを選択しました。ヒルトンブランドを冠していますが、ヒルトンガーデンインはバジェットタイプのブランドで、客室もシンプルな節約型のホテルとなっています。今回は、こちらのホテルを紹介します。

 ヒルトン・ガーデンイン・シンガポール

ホテル名:ヒルトンガーデンインシンガポール
ホテルランク:★★★☆☆
宿泊部屋:キングゲストルーム
予約価格:20,000ポイント=約10,000円相当、朝食なし、予約変更可
予約方法:ヒルトン公式経由

インドネシアのバンドンからエアアジアのフライトで、シンガポールに到着したのが午後8時過ぎ。そこからGrabを利用してこちらのホテルまで来ました。Grabの代金は17SGD=約1,360円と東京に比べたら、お安い金額。掛かった時間も空港から30分かからず、といった感じでした。

リトルインディア近くの便利な立地

ホテルの場所はリトルインディアまで徒歩1-2分ほどの距離に位置しています。お土産調達に大変便利なブギスまでは徒歩10-15分程度かかりますが、行けないこともない距離ですね。観光であれば、街を巡りながらマーライオンまで行くと面白いかもしれません。ただ、シンガポールの日中は大変厳しい暑さ(とは言っても日本の真夏の暑さよりは涼しい)なので、熱中症には十分注意しましょう。

予約はヒルトンモバイルアプリから

さて、こちらのホテルは非常に安い時期であれば、総額12,000円前後で宿泊することが可能です。1ヶ月前を切ると15,000~18,000円前後まで価格が上昇してしまう場合が多い傾向にあります。ただし、予約変更不可レートでこの値段なので、予約変更可能なFREXレートであれば、20,000円超えしてしまう日も多いかと思います。

2017年当時は20,000ポイントで宿泊できた

一方で、ヒルトンポイントによる宿泊であれば、1泊20,000ポイントで宿泊が当時できました。ヒルトンポイントは1ポイント当たり0.5円程度がポイント単価と言われていますので、こちらのホテルに関して言えばポイントを利用しての宿泊は非常にお得な傾向と言えます。

MEMO
2020年2月現在では、24,000ポイントで宿泊が可能です。

今回、私はヒルトンポイントを多少貯めていた(仕入れていた)こともあり、ヒルトンポイントで予約を行いました。なお、ポイント利用であっても、モバイルアプリから予約を入れることができるため、アプリから予約を申請しておきました。

私は毎回利用しているのですが、もし仮に有償でヒルトングループに宿泊するのであれば、Topcashbackを経由予約することをお勧めします。こちらのサイト内にあるヒルトンのバナーを経由してホテルを予約するだけで、部屋代の5.0%前後がキャッシュバックされます。また、ヒルトンポイントの購入でも2.5%のキャッシュバックが受けられるため、ポイントセール時にも活用できるという非常に優れたサイトです。登録しておくことをお勧めします。

リトルインディア内に面するマンション的なホテル

あまり外観はデコデコしているわけではなく、シンプルなコンドミニアムのような建物となっています。看板もかろうじてありますが、近くまで行かないとホテルだとはわからない外観ではないでしょうか。今回は車で乗り付けたため、全く迷うことなく来ることができましたが、電車で近くまで来てから徒歩でホテルまで向かうと若干わかりづらいかもしれません。

リトルインディアということで、なぞのテンプル的な建築物がありますね。全然知識がなくて恐縮なのですが、有名なようです。

バジェットホテルなのでチェックインはシンプル

比較的ロビーは人で賑わっており、欧米系の宿泊客はもちろん、中華系の団体さんも利用しているなど、この日の稼働率は比較的高そうな状況でした。チェックインはパスポートを渡して、部屋のカードキーを受け取り、簡単なホテルの説明を聞くだけ。エレベータの位置とホテルの別棟へ行くための渡り廊下に関する説明だけなので、2度目の宿泊なら本当一瞬かと思います。

ちなみに、こちらのホテルの部屋の種類は以下のとおり。

  • デラックスルーム ←予約部屋&宿泊部屋 19~21㎡
  • デラックスルーム(シティビュー) 21㎡
  • デラックスルーム(バルコニー付き) 22㎡
  • デラックスコーナールーム 22㎡

20㎡強の部屋で揃えられており、手狭な部屋ばかりですが、その分お安い値段でアクセスのいい立地環境で宿泊できます。シンガポール中心部のホテルという点を考えると、20,000円以内で宿泊できる点から、決して悪くはないのではないでしょうか。

ロビーフロアのフロント横にはソファやちょっとしたストアがありました。

簡単な軽食レベル(カップラーメン等)ならこちらで調達が可能です。

エレベーターに乗ってホテルの別棟を進みます。フロアを見てもらえばわかるようにほとんどの部屋が同じタイプの部屋となっており、いずれの部屋でも大差がないことがわかりますね。

アパートメントのような廊下を進んで、本日の宿泊部屋0312へ。

キングサイズベッドルーム

部屋サイズは約20㎡。この部屋はもしかすると19㎡かもしれません。ヒルトンガーデンインは、IHG系列のホリデイインエクスプレス、SPG系列の4P、マリオット系列のMOXYのような低価格ブランドに位置付けられます。

部屋内のほとんどのスペースをキングベッドが占めており、その正面には壁掛けの薄型テレビが用意されています。かなり狭い部屋ですが、アウトレットがいたるところに用意されている点や壁際部分も座れるよう、板の上にソファー素材が使われていたりとハード面での工夫が見られます。

枕元にはメモ帳、固定電話機、リモコン、目覚ましアラーム類など簡単なものが必要十分に揃っていました。

ビジネスデスクもありましたが、特に筆記用具やホテル案内等は置かれておらず、まっさらなデスクのみという環境で逆に仕事がしやすい環境だったりします。

ミニバー

この手のホテルには基本的にミニバーはないのが通例ですね。部屋にチェックインしたときから、無料のボトルウォーターが2本用意されていたので、これはこれで嬉しいサービス。

クローゼット内

引出しにはドライヤー。セーフティボックスももちろんあり。

ビジネスマン出張者用にアイロン台もあり。

バスルーム

バスルームは洗面台、トイレ、シャワーブースのみの構成。バスタブはなし。さすがにこの部屋サイズなので致し方ないかな、と感じるところではあります。

バスアメニティは備え付けタイプのシャンプー、コンディショナーではなく、それぞれミニボトル(シャンプー、コンディショナー、ボディジェル)が用意されていました。ボディローションも置いてあったのですが、個人的には驚き。ありがたいサービス。

なお、シャワーの水圧は完全にショボショボレベルなので、気持ちよさは皆無です。残念ですね・・・。

ハンドタオルまで用意されている点は非常に好感。狭いながらも必要最低限のものがきっちり揃っています。

その他設備

こちらのホテルには、屋外プールやスポーツジムがあるとのことで、確認しようと思ったのですが、到着初日が雨だったことや、翌日も朝から外出する必要があったため、利用は諦めました。

朝食も朝から空港ラウンジに行く予定であったため、ホテルでの食事もパス。完全に寝るだけの利用となってしまいました。

まとめ:費用を抑えたいが立地と部屋の綺麗さは譲れない人向け

総合評価:★★★★☆:費用は抑えたいが立地と部屋の綺麗さは譲れない人向け
ハード面:★★★☆☆:狭いながらも部屋は機能的で清潔
ソフト面:評価なし
コスト面:★★★★★:シンガポールなら低価格
アクセス面:★★★★★:リトルインディア駅から徒歩約5分

タイミングさえ良ければ、シンガポールの中心部にも関わらず1泊1.5万円で宿泊できるこちらのホテル。完全にバジェットタイプのホテルであるため、ホテルから提供されるサービスはかなり限定的なのは残念なところですが、そうは言っても立地の素晴らしさを考えれば問題はないのではないでしょうか。

いくつか実際に宿泊した際に気になったのは、早朝時にものすごいうるさい儀式のような音がリトルインディア方向から流れてきて、朝方は全く睡眠できなかったことが挙げられます。もしかすると近隣がうるさいのは一時的だったのかもしれませんが、宿泊時は注意した方がよいかもしれません。そうは言っても、お勧め低価格ホテルなのは間違いないかと。

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