バンドンでGrabを使えるのか?実際に現地に行って使ってみた

先日、インドネシアのバンドンという都市に行ってきた。この都市には、電車というものがなく、基本的に移動は徒歩か車という状況である。ジャカルタからバンドンまで高速鉄道を走らせる計画がある予定だが、中国企業が受注したということもあって、運航開始はいつの話になるのことやら、という事情はある。さて、今回はGrabと呼ばれるタクシー配車アプリをこちらの都市で使用してきた。その使い心地はどんなものだったか紹介したい。

Grabって何?

まずは、Grabとは何かから紹介しよう。海外へ行く機会が多い人であれば、聞いたことは多いかもしれない。

Grab(formerly known as GrabTaxi) is a Singaporean technology company that offers ride-hailing and logistics services through its app in Singapore and neighboring Southeast Asian nations such as Malaysia, Indonesia, Philippines, Vietnam, Thailand and Myanmar.

As of June 2017, the number of drivers registered in the network was over 1 million and the Grab app was downloaded onto more than 45 million mobile devices across Southeast Asia. (Wikipedia)

英語でそのまま載せてしまって恐縮だが、Grabはタクシー配車アプリのことである。東南アジアを中心に拡大しており、簡単かつ便利にタクシーを呼ぶことができるサービスだ。

Grabのメリット

では、Grabを利用するメリットは何だろうか。配車アプリUberとも共通する話だが、私個人が感じるのは以下のような点だ。

  • クレジットカード決済が可能(現金決済不要)
  • 目的地の指定が可能(コミュニケーション不要)
  • ドライバーの素性が事前事後で確認が可能
  • 料金が明瞭会計

やはり現金決済不要という点や、目的地の指定が可能である点は土地勘のない海外では非常に便利だと感じている。

Grabのデメリット

では、逆にGrabのデメリットは何だろうか。

  • 地方では配車できるタクシーが見つからない場合がある
  • 配車を依頼してもキャンセルされることがある
  • Wifiがないと配車ができない

個人的に一番致命的なデメリットは、Wifiがないと配車ができない点だろう。海外は比較的Wifiを見つけやすい場所は多いが、道のど真ん中でWifiにアクセスできるような環境はなかなかない。あくまでカフェなどに立ち寄ったり、ホテルのロビー付近にいないと、Wifiにつなぐことができないためだ。

さて、一長一短のGrabだが、実際に使ってみるとどうだろうか。インドネシアのバンドンで実際に使用してみた使用感を以下紹介したい。

実際にバンドンでGrabを使ってみた

 1回目 バンドン市内からインターコンチネンタルバンドンへ

バンドン市内のショッピングセンターに立ち寄った帰りに、ホテルへ戻るためにGrabを利用する。

最初の車は配車キャンセル

1台目をGrabアプリで配車する。すると、さっそくアプリでドライバーから連絡が入った。こちらは、ピックアップ場所をショッピングセンター入り口に指定したが、向こうからも何か返信が入ったようだ。

ただ、残念ながら返信の内容はインドネシア語となっており、よくわからなかったので、近くにいたセキュリティガードに声を掛けることに。彼に、こちらの場所をドライバーへ伝えてもらう。

だが、悲しいことに、そのやり取りの流れが遅かったからか、向こうから配車キャンセルの連絡が入ってしまった・・・

私「う~む、なかなか難しいのかな、ここでは・・・」

と、この辺りで不安を感じ始めた。ただ、諦めずにもう一度同じ場所から、Grabで配車依頼を出すと、今度は別の車に速攻でつながった。そのまま、今回はすぐ指定された場所まで行き、無事合流をすることができた。良かった良かった。

40分程度の乗車で約250円


さて、バンドンはジャカルタと比べれば、交通渋滞はだいぶマシらしいが、それでも各交差点ではかなりの渋滞がある。実際にホテル付近の道路まで出るのに、30分近く市内をノロノロ走っていたのが印象的だった。こればっかしはバンドンという都市の特徴なのでどうしようもない・・・。

なお、30分以上かけてホテルに到着することができたが、Grab料金は約250円とかなりの安価となった。インドネシアでは、一般のタクシーがほぼ白タク状態ということもあり、安全に乗るためにはGrabやUber等のアプリを利用するのが定石と言える。

実際に現地駐在員と交通手段について話をしたが、もっぱらGrabとUberを利用しているとのことだった。

2回目 ホテルからバンドンの空港まで向かう


2回目はホテルロビーからGrabアプリで配車を依頼する。ホテルの場所が山奥にあるリゾート地ということもあって、やや迎車までは時間がかかってしまったが、問題なく来てもらえた。だいたい20分程度は迎車までにかかったような気がする。

ホテルから空港までは距離だけで言えば、20分程度もあればタクシーで移動できる距離だ。だが、バンドンは渋滞が激しいため、ホテル出発から空港到着まで1時間程度かかってしまった

今回のドライバーはかなり荒っぽい運転ではあったものの、インドネシアのドライバーとしてはマナーの範囲内という雰囲気。やはり日本人がバンドンで運転できるとはとても思えず、運転は厳しい場所であることを強く感じた次第。

Grabの運賃は38000IDR。日本円にすると、約300円強といったところ。これとは別に、空港への入場料で5000IDR(約40円)を現金で請求された。ちょうど、5000IDRのお札を持っていてよかった。

※空港から出る際に、5000IDRの通行料が必要となる模様。これは、Grab側のアプリで決済されないため、現金での支払いとなった。

まとめ :バンドンでも極めて重宝するアプリ

インドネシア・バンドンでGrabを快適に利用できたかと考えると、かなり時間もかかっているし、渋滞も多いのでそこまで快適性があるわけではない。しかも空港へ入る際は一部現金が必要となってしまった。

だが、車しかほぼ選択肢がないバンドンの現状を見ると、極めて有用な選択肢であることは間違いないだろう。道がわからなくても、現在地まで迎車してくれる点や英語が通じなくても目的地等は伝えることができる点など、利便性の高さには何度も救われる形となった。しかも激安という点も加えておきたい。

通常のタクシーは、ローカル在住の日本人の方々に話を聞いても、やはり一切使っていないとのこと。UberまたはGrabを利用しているとのことらしく、やはりタクシー配車アプリはここでも活躍しているようだ。通常のタクシーが白タク状態である以上、正直まともに交通機関を使えないのはかなり辛いところではあるが。

今後の一般交通機関の発展に少なからず期待したいところだが、現状のバンドンではUberまたはGrabを活用して移動するのが望ましい。ご参考まで。

なお、以下のコードを使用してGrabに登録すると、無料クーポンが手に入る。ぜひ活用してみてほしい。

コード:taku49818

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