アロフト台北中山 宿泊記

台北滞在時に利用したのはこちらのホテル。台北のホテルは東京のホテルと比べて2~3割価格帯が安いものの、1泊20,000円程度の予算がないとそれなりのランクのホテルに泊まれないのが実情です。今回は価格をセーブしつつ快適に滞在できるこちらのホテルを選択しました。

アロフト台北中山

ホテル名:アロフト台北中山
ホテルランク:★★★★☆
宿泊部屋:スプラッシュルーム
予約価格:約8,500TWD=約32,000円/2泊(朝食なし・予約変更可)
予約方法:(2017年当時)SPG公式経由

今回も例に漏れず(2017年当時)SPG公式サイトから予約を行いました。毎度毎度、お馴染みの公式サイトからの予約です。もちろんMr. Rebatesを経由して数%のキャッシュバックを受け取るのを忘れないようにします。中山小学校駅、大橋頭駅は異なる地下鉄の路線であるため、台北内の広範囲を電車で移動することができます。

こちらのサイトを経由して予約すれば、大手グローバルチェーンであるIHGやMarriott、ヒルトン公式だろうとキャッシュバックをもらうことができます。こちらのサイト内にあるMarriottリンクをクリックしてMarriott公式サイトから予約をするだけで、自分のアカウントにキャッシュバックが貯まっていく非常にシンプルで簡単にできるサイトです。

Mr. Rebates

中山地区にあり、観光には最適

中山地区と呼ばれるエリアにアロフト中山はあり、徒歩圏内に地下鉄メトロの駅が2つあります。また、ホテル付近には日系の居酒屋やラーメン屋もあるため、馴染みの日本食を食べることができる点も良いポイントではないでしょうか。観光で来ている場合は、全くメリットにはなりませんが。

なお、ビルすぐ横にはファミリーマートもあって、ちょっとした買い物ができるなど利便性は高いです。

アロフト台北中山の外観

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地上からはアロフトとして認識しづらく入口近くまで近づかないとわからないようなデザインになっていました。アロフトホテルと書かれた看板は道路側に面してはいるものの、最初はなかなか見つかりませんでしたね。まぁ、地図上じゃ、ばっちり表示されているため、ホテル名があるかどうかはあまり関係なかったりしますが。

チェックイン

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今回は近くまでリムジンバスで向かい、ホテルへは徒歩でアロフト前まで向かいました。自動ドアを開けると、ホテルチェックインカウンターが目の前にあり、その横にはアロフト特有のオブジェクトがあります。

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チェックインカウンターは円形になっており、宿泊客が3組ぐらい同時に受付するといっぱいになるスペース感です。そこまで多くの宿泊客を一度に相手することができない構造であるため、混んでいる時はちょっと声をかけづらい雰囲気も。

今回は、早朝午前10時にホテルに到着したということもあって、すぐにチェックインできるかどうかわからず。一応リクエストはアプリ上で出していたので、スタッフに声をかけてみました。

私「ちょっと早いけど、チェックインできますかー?」

スタッフ「えっと、ミスターTech様ですかー?」

私「はい、そうですよー。アプリでリクエストしてた人です」

スタッフ「えっと、えっと、ちょっと待ってくださいね」

私(チェックインできるといいなー)

スタッフ「ごめんなさい、午後3時からじゃないと用意できないわ」

私「オーケー。まぁ、しょうがないよねー」

スタッフはあまり英語が得意じゃない模様だったが、色々丁寧にチェックインができない旨を説明していただけました。さすがにこの時間じゃ、まぁ無理ということで、荷物だけ置いて市内へ観光しに行くことに。その後、午後3時にもまた出戻ってくるというプランとなりました。

さて、午後3時に戻ってきたところで改めてチェックインをしてみます。このときは、マネージャークラスのスーツ姿のスタッフに対応していただけました。ベーシックな特典ですが、

  • 部屋の無料アップグレード(SPGプラチナ特典)
  • 朝食無料(SPGプラチナ特典)
  • ホテル内バーのソフトドリンクチケット(SPGプラチナ特典?)

SPGプラチナ会員の恩恵なのかは若干わかりづらい特典ではあったものの、ありがたく受け取らせていただきます。感覚的にはSPGゴールド会員でも朝食以外の同様の特典は受けられたんじゃないか、と思いますがまぁ気にしてもしょうがないですね笑。

部屋のアップグレードについて説明する前に一旦こちらのホテルの部屋の種類について説明をさせていただければ。アロフト中山の部屋の種類は公表されている中だと以下のとおりとなります。

  • アロフトルーム 28㎡ ←予約部屋
  • ブリ―ジールーム 35㎡
  • スプラッシュルーム 40㎡ ←宿泊部屋
  • アーバンルーム 43㎡

今回は、”アロフトルーム”から”スプラッシュルーム”にアップグレードしてもらえました。アロフトルームとスプラッシュルームでは部屋の広さが12㎡ほど違うため、かなり快適度が変わってきます。特に今回家内と2人での利用であったため、このアップグレードは非常にありがたい特典となりました。

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チェックインを済まして、エレベーターに乗って今回の宿泊部屋である602へ向かいます。


スプラッシュルーム

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部屋にはクイーンベッドが2台用意されており、スペースも十分にある快適な部屋。清潔感もあり、アロフトの窮屈なイメージは全く感じられません。

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サイドテーブルにはボトルウォーター2本とマグカップが用意されています。時計、リモコン、メモ帳等も合わせて用意されています。ライトコントローラーも枕元に用意されているため、就寝時の利便性も高いです。

ビジネスデスク

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壁掛けテレビとその下にはビジネスデスクが用意されています。さすがにこの位置ではビジネスデスクとしての利便性が薄いですね。今回は観光での利用なので、デスクを使用する機会はほぼなしとなり、全く気になりはしませんでした。ビジネス目的でこちらの部屋を利用する際には、少し使用しづらいかもしれませんね。

ミニバー

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ビジネスデスクの横にはilly、TWGといったコーヒー、紅茶類が用意されていました。冷蔵庫内は空っぽ。ミニバーがないと言う点はプラス評価マイナス評価分かれるところだと思いますが、個人的にはホテル外で飲み物を購入して冷やしておくことがほとんどであるため、空で用意しておいてくれるのは嬉しいポイントです。


クローゼット

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冷蔵庫内にはバスローブ、セーフティーボックス、アイロン台等がありました。

バスルーム

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バスルームは2シンク。また全面ガラスとなっており全体が広く見えるデザイン。アメニティ類もボディーローションや歯ブラシ等が完備されておりエコノミータイプのアロフトブランドといえども非常に快適な滞在が可能です。

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今回もバスタオルが潤沢に用意されていました。個人的にすごく嬉しいところですね。

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バスルームは独立のトイレと独立のバスルーム、独立のシャワーブースがあります。トイレとシャワーブースの2つに挟まれる形でオープンタイプのバスタブも用意されています。なかなか贅沢なデザインになっており、家内の受けも非常に良かったです。

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さすがに残念なことだがアロフトタイプのブランドではシャンプーボディーソープは備え付けになっています。この点はちょっぴり残念。

ホテルの部屋でシャワーを浴びた後は(台北北部の観光名所である)九份へ向かおうとしましたが、大雨にぶち当たってしまい、その日はあえなく断念。台北市内で夕食を食べた後、雨の中の夜市を散策しホテルへ戻りました。


朝食はWXYZバーで

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翌日はホテル最上階にあるWXYZバーで朝食をとります。宿泊客が少ないせいかガラガラの朝食会場で、ゆっくりと朝食を楽しませてもらいました。

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席につくと、卵料理のオーダーを聞かれスクランブルエッグがオムレツのどちらが良いか確認されました。日本語の担当の堪能なスタッフであったため、家内的には助かったようです。

また合わせて台湾ヌードルも提供しているようで。あまり食べ過ぎるとこの後の街中での食事に響くんですよね。あんまり食べ過ぎるのは良くないのですが、オーダーを聞かれてしまった以上は食べたくなってしまうのは悪い癖です。。。

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サラダバーには豊富なサラダがあり。

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一品料理、中華風肉まん、フライドポテトその他名前のわからない魚料理や肉料理がたくさん用意されていました。5★ブランドに比べれば、種類が少ないのは確かなのですが、十分充実した内容ですね。

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生ハムは1種類のみ。チーズはなかったかな。この辺はアロフトブランドなのでしょうがないですね。パン入れには食パンやクロワッサンが詰め込まれています。

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フルーツ類は1つ1つ丁寧にカットされているので、朝からフルーツを食べる人にとってはすごく嬉しいですね。

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これからまた街中に行ってバクバク食べると言うのに、皿に盛り沢山乗せてしまいました。ああ、どうしよう。

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さらに、先ほどオーダーしておいたスクランブルエッグ。さらにさらに、台湾ヌードルがやってきます。完全に腹一杯になってしまいました。。。

ルーフトップにはプール設備

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朝食会場とルーフトップはつながっており階段で上り下りすることができます。

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今はまだメンテナンス中ですが、実は、ロフトの最上階にプールの設備も用意されています。ただ、見た感じかなり細長い形になっており、居心地は良さそうには見えません。

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昨夜雨が降ったこともあり、屋外ソファーはびしょ濡れだったんでしょうか。今は乾いているように見えます。遠くには台北101が見えますね。


まとめ:台湾観光には最適!

総合評価:★★★★★:台湾観光には最適!
ハード面:★★★★☆:ラウンジは無いものの部屋は広々
ソフト面:★★★★☆:日本語対応スタッフもいる
コスト面:★★★★☆:台北市内のSPGブランドとしては最安圏
アクセス面:★★★★★:徒歩圏に地下鉄メトロ2駅あり

台北観光で利用したこちらのホテル。徒歩圏に地下鉄が2駅あるため、観光する際には非常に便利なホテルという印象が残りました。また、宿泊価格も旧SPGブランドでもありつつ、コストパフォーマンスに優れているという点も優れた点ではないでしょうか。

難点と言うほどのものではありませんが、アロフトブランドはホテル滞在をメインとする過ごし方はあまりオススメできません。最上階にバーがあるとは言え、こちらはクラブ・ラウンジではないため、24時間無料で楽しむことができるようなものではないです。ビジネス目的であるのであれば、別のシェラトンなど他のブランドを利用する方が良いでしょう。

また、スイートタイプの部屋もこちらには用意されてはいないと思われます(詳細には確認してはいませんが)。豪華な滞在を希望する場合には、もう少し価格帯の高いホテルを選択する方が良いでしょう。

ただそうは言っても、観光目的とする場合には非常に打ってつけのホテルであることは間違いないと思います。周辺にはファミリーマート等の日用品を買うお店もあるため、利便性の高さがこのホテルの優れたところと言えます。

なお、ホテルを予約する場合、今回利用したようなポイントサイト(ハピタスなど)を経由した上で、アゴダなどのホテル予約サイトから予約を行うのがコスパ良く宿泊する方法になるかと思います。ポイントサイトを経由することで数%のキャッシュバックがあるため、若干ではありますがコスパを上げることができ長期滞在の方には特にお勧めですね。以上、ご参考まで。

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