最近はトラベル関連の記事ばかりで社会保障の話が全然書けておらず、大変情けない限りではあるが、今回もトラベル関係の記事である。
今回は神戸に行った際に利用した羽田空港第2ターミナルにあるカードラウンジ”AIRPORT LOUNGE”について、簡単に紹介したい。
目次
羽田空港国内線にあるラウンジ
羽田空港国内線にあるラウンジは、航空会社ラウンジとカードラウンジの2種類がある。
航空会社ラウンジ
航空会社ラウンジは、JALの場合はJクラスやファーストクラス、ANAの場合はプレミアムクラスに搭乗する場合、または各アライアンスの上級会員である場合に利用することができる。
羽田第1ターミナルはJAL便の国内線が発着しており、JALのサクララウンジを利用することができ、羽田第2ターミナルはANA便の国内線が発着しているため、ANAラウンジを利用できる
カードラウンジ
一方で、ほぼ全ての国内空港にはカードラウンジが設置されており、ゴールドカード等のクレジットカードを持っている場合に入ることができる。入場できるカードの種類については後述。
カードラウンジ”AIRPORT LOUNGE”に入る方法
AIRPORT LOUNGEに入るには、一般的なカードラウンジ同様で国内発行のゴールドカードを保有していれば入場することができる。なお、一般的にはヤングゴールドと呼ばれる20代向けゴールドカードでも入場可能であることがほとんどだ。
なお、ゴールドカード以外で入場できるカードとしては、AMEXグリーンやANA AMEXカードでも入場することができる。もちろんダイナースカードが入場できる。
ここからは、カードラウンジの中の様子をお伝えしよう。
空港ラウンジ内座席数
こちらは朝6時過ぎのラウンジの様子。
この日は神戸へ午前6時25分出発のANA411便を利用する予定だった。空港へは高速バスで5時30分過ぎには到着しており、Webチェックインでそのまま手荷物検査を1分程度で通過し、ラウンジ入口前で待機。
カードラウンジは通常6時オープンだったが、この日は5時50分ごろにオープンした。
だが、10分前にも関わらず10人以上が並ぶ行列っぷり。空港ラウンジ内の座席数は84席と沢山あるのだが…6時15分過ぎにはラウンジ内の座席はほぼすべて埋まってしまう程の混雑となってしまった。
正直、空港ラウンジというからには、もう少しゆったりとできるスペースとしてほしいと思うのだが、なんとかならないものか。
座席はオープン席、ボックス席と個室感のあるタイプ
座席は個室感のある席が多く、快適なソファ席やビジネス用のデスクも用意されている。この点に関しては、居心地はよく他のカードラウンジと比較しても統一感があり、唯一と言っていいくらいの良い点と言えよう。
なお、先ほども書いたがものの数分ですべてのソファー席やデスクは埋まってしまったので、朝一ならまだしも、日中に利用する場合は席を確保する多少の運が必要と言えよう。
期待はしていはいけない軽食類
一般的な航空会社ラウンジには、朝食としてクロワッサンやヨーグルトやシリアルなど、色々と選べるのが通常である。
だが、ここはカードラウンジ。
そんな贅沢は言えず、用意されてあるのは3種類のベーグルのみ。期待するべからず…もちろんクロワッサンやトーストなどはない。アルコール類は有料となっている。
非常に残念ではあるが、チョコレートベーグル、オレンジジュース、コーヒーを取り座席につく。なお、このあと機内でまた軽食が提供される予定なので、そこまで気にすることもなかったのが本当のところ。
ここでもベーグルにはピラニアのように人が集まり、あっという間にその姿を消してしまった(もちろん後から追加で提供されたのだろうが)。
まとめ:座席があるなら使ってもいい程度のラウンジ
そもそもスターアライアンスの上級会員であれば、ANAラウンジが利用できるため、このカードラウンジを利用する必要性は全くない(もちろん搭乗口が近いというメリットがあれば、使ってもよいのかもしれないが)。
ゴールドカード保有者であっても、この程度の軽食であえて使う必要はないと言えるだろう。もちろんカードの特典で利用できるので、座席さえあれば利用する程度の位置づけと言える。
なお、ゴールドカードに付随する空港ラウンジ無料特典ではあるが、これはあくまでも国内の空港及び海外の一部の空港ラウンジ(主にソウル、ホノルルなど)に限定されている。
海外ではゴールドカードの空港ラウンジ無料特典はほとんど役に立たず、航空会社の上級会員が使える航空会社専用ラウンジや、プライオリティパスなどが有効となる。
今回利用したAIRPORT LOUNGEは、ANA国内線を利用するとき、かつ、ラウンジに空席が見つかるのであれば、利用してみるのはどうだろうか。


